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未来はやってくるけど、なりたい未来の自分は作らなければやってこない

私は毎年、1年後にこうなっていたいという漠然とした目標を立てます。数の目標はその数だけに捉われて本質的な部分が欠落してしまったり、具体的すぎると達成できなかった時に落ち込んでしまうので、あくまでこうなっていたい〜ぐらいの感じです。もちろんプロジェクトによっては数を目標にして、具体的に決める時もあります。これはあくまでなりたい人間像の話です。

この目標は不思議なもので数年後にふと気がつくと達成できていたりします。そう言えばこうなりたいと思っていたんだよなあと思うくらいで、大きな達成感みたいなものはあんまりないんですけどね。


ライブハウスで歌えるようになりたい。

CDが物販で売れるようになりたい。

自主企画できるようになりたい。

ワンマンライブできるようになりたい。

どこにいるのか分からないくらい県外ツアーへ行けるようになりたい。

何でも自分でできるようになりたい。

色んな職業をしている人になりたい。

みたいな感じです。


このイメージしておくのとしないのとでは、1年後の自分は大きく変わってくるんじゃないかなあと思っています。なぜならイメージしていないことは実現できないからです。フレンチトーストを作りたくても、フレンチトーストがどんな食べ物なのかイメージできていなければ作れませんよね(ちなみに私はフレンチトーストにすこぶるハマってるなう)。

あと「いつかシンガーソングライターになりたい」と、「1年後シンガーソングライターになりたい」では目標達成スピードは変わります。いつかというのは1年後でも5年後でも10年後でもいいのでダラダラしがちですが、1年後に見据えると逆算して今からすべきことが見えてきたりする。

今から舵取りをして進み始めたとしても、もしかしたら1年では辿り着けないかもしれません。間違った方向へ進んでしまったり、途方もなく大きな海の真ん中を風もなくプカプカと浮かぶような日々が続いたりするかもしれません。そんな時の方が圧倒的に多いかも。

私は数年前からとある目標に向かって舵取りをしています。そこへ辿り着けたかと聞かれれば答えはNOです。でもイメージせずにいつかと言っている自分よりは近づけていると思っています。1年で無理だったら、また1年後でもいいんです。そうしているうちに気がつくとそうなれている自分がいることを知っています。大事なのはイメージし続けること。

あの頃からイメージして踏み出してきた自分は今の自分を作り上げていて、どの瞬間も欠けていては今の自分にはなりません。だから今この瞬間の自分も何年後かの自分になるんだと思います。


急がないで、

イメージして、

今この瞬間はきっと未来の自分。



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