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【野菜ソムリエのランチ】ディルとサーモンの北欧サンド

【野菜ソムリエのランチ】では、うちの畑で育った野菜やハーブで作るランチをご紹介します。今日は、北欧の香り、ハーブのディルと、初夏に収穫したジャガイモを使ったサーモンのオープンサンドです。

忙しい夏は、日の出とともに畑で作業を開始。昼どき、形は悪いけど、よく育った野菜を持ち帰り、束の間のランチタイムを取ります。

汗だく作業の後ですが、少し余裕があるときは、畑で、ランチ用のハーブや野菜をセレクトします。大のお気に入りランチは、北欧の夏を思い出す、このオープンサンド。

スウェーデンに向かう途中、コペンハーゲン国際空港のトランジットの時、空港内のカフェで食べたサンドイッチをイメージしました。

ホームベーカリーで焼いたライ麦食パンの上に、うちの畑で採れたジャガイモのスライス。畑帰りにスーパーに立ち寄り買ったスモークサーモン。
マヨネーズベースのソースは、ディシジョンマスタード、フィレのアンチョビ、クリームチーズを入れて、たっぷりのディルと一緒に混ぜたもの。みずみずしい採れたてキュウリのスライスを乗せることもあります。

ディルをご存じの方も多いと多います。ハーブなので好き嫌いがあるかもしれませんが、この香りがあると、特に魚料理で、北欧ボルテージがぐんとアップします。

ディルのシーズンは、梅雨から初夏にかけて。柔らかい葉が、わさっと茂ります。採りたての香りは、とても華やかに広がって、北欧、とくに北極圏の街を訪ねた時のことを懐かしく思い出します。

一番元気な梅雨明け前のディル、イタリアンパセリ。サヤエンドウ。

ただ盛夏以降は、香りが良かった葉が硬く少なくなり、花や実にはストライプのカメムシが、沢山やってきます。

うちでは、秋風が感じられる晩夏に、もう一度、播種をして、秋にも北欧の香りを楽しみます。日本の真夏は、暑すぎるでしょうか。

バジルほどメジャーではありませんが、スーパーでも、小袋入りのディルを見かけることがあります。もし良かったら、スモークサーモンや魚介のマリネに合わせて、北欧の香りを楽しんでみてください。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。

ヘイドー。

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