ふじみ

なにかを見たり読んだり書いたりしてたい人。小説や映画などのカルチャー考察ブログを運営し…

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なにかを見たり読んだり書いたりしてたい人。小説や映画などのカルチャー考察ブログを運営してます。noteはブログの宣伝?と日記を兼ねてます。ブログリンク▶isshow-fujimi.com twitterやってます▶https://twitter.com/fujimi_isshow

最近の記事

京アニ放火事件の犯人が”パクられた”と主張した京アニ作品たち

青葉被告の裁判員裁判が2023年9月5日から開かれており、 被告人質問が行われるなど事件の動機が報道され始めた そのなかで青葉被告と京アニの関係性を自らの口で語り 京アニが自分の作品をパクったと主張した。 被告によると、京アニの作品(「けいおん」、「フリー」、「ツルネ」)に、自分が書いていた小説と酷似した場面があるという…↓

    • 【デデデデ考察】キャラの元ネタは藤子F不二雄作品

      浅野いにお『デッドデッドデーモンズデデデデストラクション』が完結して、 1年以上が経ちましたが、アニメ化もしてまた盛り上がるかもしれませんね。 そんななか、 いにお先生のインタビューを読んでいたら、こんな一文を見つけました。 全てのキャラクターが イソベやんの元ネタである『ドラえもん』の作者である 藤子・F・不二雄の作品のキャラをもじったもの だというではありませんか。 それは聞き捨てならないので、 デデデデの登場人物のキャラ名がどこからきているのか ああではないかこうで

      • “it’s media”あるいはアトランタ児童殺人事件~風刺画に込められた背景を探る

        前に書いた風刺画"it’s media"のつづきを書いてみました。 ネットであれこれ活動していると、見かける一枚の画像。 マスコミの切り取り報道を見事に風刺したと評されたりするイラストだが、この画像の初出は、アメリカのある雑誌に書かれたエッセイの挿絵であることが分かっている。 それを特定したときに書いた記事↓ 今回は、その挿絵がつけられたエッセイ「The Dangers of Docudrama」(ドキュメンタリードラマの危険性)を読んでいくと、 1979年にアメリカ

        • スランプ期の手塚治虫とジブリ鈴木敏夫Pの関係

          1946年に漫画家としてデビューして以来、『新宝島』『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』『リボンの騎士』といったヒット作を次々と発表していた”漫画の神様”手塚治虫。 よく言われる話だが、手塚治虫にはスランプだった時期がある。 特に1968年頃から1973年にかけてのスランプは有名である。 当時(60年代中頃から70年代初頭にかけて)は、 カムイ伝(1964-1971) 巨人の星(1966-1971) 明日のジョー(1968-1973) ゴルゴ13(1968-現在) などが

        京アニ放火事件の犯人が”パクられた”と主張した京アニ作品たち

          いま考察する「リンダリンダ」の歌詞に込められた意味とは?

          ドブネズミとは、パンクロックのことである リンダリンダは、パンクロックへの愛をうたった歌である という視点から考察した記事です。↓ (ぼくのブログに飛びます)

          いま考察する「リンダリンダ」の歌詞に込められた意味とは?

          「自らをマニアとはいかないまでもオタクだろう、と認識していた(以下略)」星野源「よみがえる変態」(文春文庫) 24p より 巻末連載期間から 2011年の文章と推察。まだこの頃は「オタク」より上位の存在として「マニア」がいた。現在オタクは多くの人が自称するがマニアは死語になった

          「自らをマニアとはいかないまでもオタクだろう、と認識していた(以下略)」星野源「よみがえる変態」(文春文庫) 24p より 巻末連載期間から 2011年の文章と推察。まだこの頃は「オタク」より上位の存在として「マニア」がいた。現在オタクは多くの人が自称するがマニアは死語になった

          なぜ僕たちは「君の名は。」を公開初日に見に行き、その後4度も見ることになったか。

          新海誠監督の映画「君の名は。」 2015年の公開当時、学生だった僕は、友人と2人で公開初日の夜にその映画を見た。 その後、空前の大ヒット(興行収入250億)を記録するその映画、公開初日の夜だったが、地元の映画館はそこまでの盛り上がりではなかった。聴衆が長蛇の列を為している、ようなことはなかったのだ。 そもそも、僕が公開初日に見に行ったのは、それまての新海誠監督の作品が好きだったから、というだけである。 その当時の新海誠といえば、にわかでもアニメが多少好きなら、名前は聞

          なぜ僕たちは「君の名は。」を公開初日に見に行き、その後4度も見ることになったか。

          夏、空、海、ひまわり

          夏。 熱い夏。 やけどする夏。 汗の止まらぬ夏。 海岸線を走ると、岬に広がっている。 潮の香りと、一面のひまわり 多くのひまわりが、太陽の方を向かない みんな太陽に背を向けて ときには、照れたように向かい合って うつむいて、吐いて、吐いて だんだん、だんだん。 駐車場代500円が、割高く感じて、 失われてうん10年目を過ごした夏。 夏。 2022年、 大分 長崎鼻の夏。

          夏、空、海、ひまわり

          捨てられないばあちゃんの思い出。

          昭和、特に戦後という時代は、モノの足りない時代だった。 それは、昭和生まれを両親•祖父母に持つ平成生まれのぼくですら実感する。 たとえば、4年前にあっちの世界に行った母方のばあちゃん。 決しておおらかというわけではなく、なかなか融通の効かない、お節介ばあさんであった。 たとえば、なにかモノを買う時は、自分のだけでなく、家族の分も買ってきてしまう。 これが食材なら良いが、金色に輝くとぐろを巻いた龍の貯金箱を成人した娘二人のために買うのだから、なかなかの娘想いである。

          捨てられないばあちゃんの思い出。

          「日曜日よりの使者」松本人志モデル説、甲本ヒロト自〇未遂説を検証してみる

          ロックバンド・ハイロウズの代表曲「日曜日よりの使者」。 以前、noteにも投稿していたものを修正して再掲。 この歌にまつわる、ネット上の都市伝説の実像を追った記事です↓ (ぼくのブログに飛びます。)

          「日曜日よりの使者」松本人志モデル説、甲本ヒロト自〇未遂説を検証してみる

          いま考察する「リンダリンダ」の歌詞に込められた意味とは?

          ドブネズミとは、パンクロックのことである リンダリンダは、パンクロックへの愛をうたった歌である という視点から考察した記事です。↓ (ぼくのブログに飛びます)

          いま考察する「リンダリンダ」の歌詞に込められた意味とは?

          原発映画「東京原発」(2004)を見たあとのあれこれ

          原発映画「東京原発」(2004)を見たあとのあれこれ 映画を見た感想記事。 原発と日本の問題を、コメディにしてるのすごくね?って記事です(ぼくのブログに飛びます)

          原発映画「東京原発」(2004)を見たあとのあれこれ

          it's media ネットでよく見る風刺画の元ネタ特定してみた。

          マスコミの切り取り報道を見事に風刺したと評されているこの画像の元ネタは…?気になったので特定してみたっていうぼくが書いた記事です   作者はデイビットス―ターというイラストレーターと特定 その過程と、詳細を記事にしました。 (ブログに飛びます↓) it's media:風刺画の元ネタ特定してみた

          it's media ネットでよく見る風刺画の元ネタ特定してみた。