6月12日 2:15~3:15詩作(短歌)
虹を追い 虹に追われた 金縛り なんだ夢かと 虹に腰掛け
香を焚き 失くしたものを 思うたび さらに記憶は 煙となりて
トーテムの姿も知らぬ トーテムの名前も知らぬ 救いも知らぬ
目を瞑る フォッサマグナの境界で あちらと呼ばす 手が引くを待ち
精霊を呼ぶ藁の熱 夏風は頬を冷まさず 頬乾かさず
愚痴れども 花の咲かない 祖母の庭 雨も肥料も情緒もなさず
黒煙ののぼるモニタを閉じれども ああ閉じれども 閉じれども死が
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