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コンテンツ企画は「最初の30分」が大事っぽいのでフレームワークを考えた

オウンドメディア等を担当されている方とお話する際に「コンテンツづくりのコツってなんだろうね」って話はよくあがりますが、僕は「企画段階における最初の30分の使い方」が大切だなと思っています。

コンテンツづくりに慣れていない方がつまずくのは、大方「アイデアはあっても着手できない」こと。配信したいコンテンツのイメージはあっても、取っ掛かりから完成までの“距離感”がわからないから、どうしても腰が重くなってしまうんですよね。あるいは初めて経験したコンテンツづくりの大変さのあまり、次回以降ビビッてなかなか手がつけられなくなってしまう。結果多くのアイデアがお蔵入りしてしまう、みたいなパターンは少なくないかと。

なので、継続的にコンテンツをつくっていくことを前提にすると、読者に刺さる要点を抑えつつ「たとえ初心者でも気軽に着手し、継続できる仕組みづくり」が大切なんじゃないかと思うわけです。

そのヒントが、「企画段階における最初の30分の使い方」なのかなと。

この30分には2つありまして、

・【1】最初の5分「結論≒仮タイトルにする」
・【2】次の25分「文章化前の骨子をつくる」

この行程で、全体の7〜8割程度は決まります。かかる時間だけで言うと、執筆などのほうがよっぽど負担が大きいんですが、この“7〜8割”が決まってさえいれば距離感をつかめますし、あとは迷いなく実行するのみです。骨子があるテーマに肉付けしていくのと、ゼロから文章を書いていくのとでは、必要な労力はまったく異なりますからね。

なので、着手するにあたって腰が重いという方も、最初の30分の使い方に慣れれば、発信したいコンテンツを次々手がけていける(はず)!

ここではシーズンにあわせて「確定申告の効率化」を記事例として、具体的にみていきましょう。
(例示する内容自体はフィクションですので真に受けないでくださいねw)

本稿における例の前提

・確定申告の効率化に繋がるサービス「ODEN」を紹介したい
・「ODEN」によって、確定申告にかかる時間が少なくなったら仕事にかけられる時間が増えたユーザー事例を伝えたい
・定量的には、かかる時間が1/2に。仕事が増えたことで収入が2倍になっている。

再掲)フィクションですw

ちなみに、シチュエーションとしては、オウンドメディアの記事作成において既にターゲットは決まっているものとして、下記には特段ターゲット属性の整理などは入れておりませんが、個別的には必要なシーンもあろうかと思いますので、適宜柔軟にご対応くださいませ!

【1】最初の5分「結論≒仮タイトルにする」

これはもう見出しのとおりなんですが、伝えたい内容、つまり「結論」を「仮タイトル」にしてしまおうという話です。

記事に出したいアイデアがある時点で、結論は見えているはずです。とはいえ、先ほども書いたようにいきなり書き出そうとすると、多くの場合まとまりがつかなくなり挫折します。まずは伝えたい結論を、仮タイトルとして言語化してみましょう。

例)2倍速で「確定申告」できるようになったら、収入も2倍になった話

ちなみに、澤山大輔さんのこちらの記事が非常に参考になるので、是非ご覧いただければと思います。

【2】次の25分「文章化前の骨子をつくる」

ここでは、【1】で言語化した「結論≒仮タイトル」をもう少しブレイクダウンしていきます。具体的には以下の5つのポイント。

(1):目的の明文化
(2):読者課題の整理
(3):記事のゴールの設定
(4):(3)に必要な要素の整理
(5):(4)の小見出し化

このままの流れでもいいですし、ところどころ組み替えても問題ないかと。

例えば記事イメージがついている場合、このままの方が進めやすいですが、記事イメージがかなりふわっとしている場合は、(2)と(1)を入れ替えたほうが進めやすいです。アイデアの思い浮かび具合によって適宜変えてみてください。

1個1個みていきましょう。

(1):目的の明文化

2つの観点で目的を整理していきます。

①書き手が“発信する”目的
・発信することで何を実現したいのか?

例1)確定申告に時間がかかる悩みと解決策「ODEN」を結びつけ、認知を獲得する
例2)確定申告に時間がかかる悩みと解決策「ODEN」を結びつけ、リードを獲得する

②読み手が“読む”目的
・ターゲットがこの記事を読むことで何を実現したいのか?

例)確定申告にかかる時間を短くして、仕事にかける時間を増やしたい。そのための情報が欲しい。

これに加えて、バズを狙う記事では「なぜシェアするのか」と動機に繋がるポイントを抑えておくと良いと思います。

(2):読者課題の整理

ここではターゲットの課題をブレイクダウンしていきます。

例)
・確定申告が大変でわかりづらい
・確定申告に時間がかかる
・確定申告に時間がかかると仕事がはかどらない
・収入に関わるのでこれを解決したい

(3):記事のゴールの設定

これも2つの観点で整理すると良いでしょう。

①書き手側のゴール

例)
・確定申告サービス「ODEN」を資料請求してもらう

②読み手側のゴール

例)
・確定申告が楽になる情報を得る

(4):(3)に必要な要素の整理

ゴール到達に必要な要素を整理しましょう。

例)
・課題への共感ポイント、課題の言語化
・解決策として確定申告サービス「ODEN」の紹介
・確定申告サービス「ODEN」ユーザーの声
・確定申告サービス「ODEN」資料請求フォーム(CTA)

(5):(4)の小見出し化

要素が整理できたら、仮の小見出しとして変換し、小見出しだけで流し読みできる状態にします。

例)
・リード文
・仕事が捗らない確定申告シーズンのお悩みあるある
・確定申告を劇的に効率化する方法
・ODENユーザーの声「倍速で申告完了したら、収入も2倍になりました。」
・【お役立ち資料無料配布中】ODENの使い方を早速チェック!

必要に応じて、仮タイトルを精査すると良いでしょう。

ここまで骨子ができたらフィードバックをもらおう

ここまでの流れで、コンテンツの内容は7〜8割程度定まるはずです(ちなみに、残りの2〜3割は、ライティングやインタビュー、または編集などの際に新たな気付きとして生まれるような余白かなと思います)。

企画時の「最初の30分」という、コンテンツ進行の小目標を達成できると、慣れていなくとも進捗の実感を得られるので、やり切るモチベーションに繋がりますし、やり切ることができれば、継続のモチベーションにも繋がるわけですね。継続大事!

この内容をもって、社内はもちろん読者ターゲットに近い方にフィードバックをもらい、適宜ブラッシュアップすると、よりよいコンテンツづくりに近づきます。

ただし注意点もあります。「最初の30分」でまとめる内容は、こりすぎず「30分」で切るよう進めるほうがベターです。なぜならFBをもらった時点で、そもそも大幅な修正の必要が生じたら、タイムロスはもちろん、そこで1〜2時間費やしていたら心も折れかねないから😭。。笑

「30分」はそのための区切りでもあります。

スモールにはじめて、素早くフィードバックをもらい、ネクストアクションまで持っていくのがポイントですね。

企画時用のテンプレ

あらためて、使いやすいようテンプレを用意しておきます。必要に応じて改変し、ご活用いただければと思います。

■ 仮タイトル(結論)

■ 骨子
(1):目的の明文化
(2):読者課題の整理
(3):記事のゴールの設定
(4):(3)に必要な要素の整理
(5):(4)の小見出し化

おわりに

今回紹介した内容は、企画段階における個人的にやりやすい方法をまとめたものです。

肉付けする文章化フェーズや編集・校閲、実際のタイトルづけなどなど各フェーズで注意すべきポイントは異なりますが、いずれのフェーズでも軸となり共通言語となるのが、今回紹介したような内容かなと思います。

あくまで個人的な見解なので、皆さんがどのようにやっているかも是非知りたい・・・!

ちなみに、新R25さんのタイトル付けの話とか、めちゃくちゃ参考になるので是非ご購読いただくと良いかと!

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画像出典:ぱくたそ(©すしぱく)

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株式会社SmartHRにて、オウンドメディアや導入事例などのコンテンツマーケティングに携わるインハウスエディターです。

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