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Withコロナの時代のビジネス転換を支援、協力金の第2弾は17日から、アーティスト支援、新型コロナ対策は1兆円越え。小池都知事は出馬表明を見送り

こんばんは、藤井あきら(都議会議員/府中市選出)です。
本日、都議会が閉会し、新型コロナ対策の補正予算が成立しました。

これで東京都は新型コロナ対応へ1兆円以上を費やしたことになります。
Withコロナの時代を見据えた提案を今後も続けてまいります。

コロナ対策で議場を一旦後にする様子(議決のため後ほど戻ってきます)
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◆混乱した幕開け20分遅れて開会、前代未聞の展開へ

昨日ご報告した都議会自民党さんが提案した「小池知事の学歴に関する決議」は、結局自民党さんが提案を取り下げ、議決も反対するという混乱した展開に。

自分達が提案した決議を否決するという、正直言って理解に苦しむ前代未聞の展開でした。混乱しているのでしょうか。

決議が否決される様子画像2


顛末が気になる方はこちらの記事をご確認ください。
・小池氏への決議案取り下げ、カイロ大学の声明も一因(日刊スポーツ、2020年6月10日)

◆東京の貯金が取り崩された?不況期には大胆な対策が必要

一方でそれはこれまで溜めてきた都の貯金を切り崩して、大きな支出をしている事を意味します。

そのため、「貯金を使い切ってしまった」という批判を受けることもあります。
が、内容を見ると今回の補正予算でも、金額として大きいのは中小企業の資金繰りのための制度融資(今回3,041億円)など経済を守るための対策です。

過去の不況期などを振り返ると、不況の入口に直面しているタイミングで緊縮的な財政を行うことはご法度です。

用途の精査をしながら、東京、ひいては日本経済を守るための対策を進めています。

◆成立した補正予算のポイント紹介

成立した補正予算の主なものは以下です。

●アートにエールを!東京プロジェクトの拡充:28億円

→既にアーティストの動画が上がり始めています!
が、サイトが大丈夫かちょっと心配になりますので、そちらは注視します。



●新しい生活様式に対応したビジネス展開支援:35億円

→ガイドラインに沿ったコロナ対策の費用や、オンライン配信に使える補助金。
詳細は以下リンクよりご確認ください。

・新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン等に基づく対策実行支援


・非対面型サービス導入支援事業


●協力金の第2弾:930億円
→6月17日より受付開始です。


●医療提供体制等の強化:536億円
→診療体制・検査体制・入院医療体制の強化・確保、民間機両機関における体制確保、抗体検査、医療従事者・職員への特殊勤務手当etc

などなどですが、今回成立した補正予算全体にご興味がある方は、以下をご確認ください。
詳細の解説のリクエストなどいただけたら、またまとめて書こうと思います。

・令和2年第二回定例会補正予算(案)について


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