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【実体験】日本で外国人とシェアハウスすることで、海外での生活がちょっと楽になった話

こんにちは。YUKIです!現在、私はインドネシアに住んでおり、異なる文化の人々と仕事をしながら、生活しています。異なる環境で育った方々と仕事、生活をすると、大小さまざまなイレギュラーに遭遇します。
そんな時に振り返ってみると、シェアハウスに住んでいた経験が今の自分に生かされてるなと感じたので、そのシェアをしようと思います。
感じ方には個人差があるので評価は自己判断でお願いしますね。

海外で起こるトラブルや大変なこととは

私が住むインドネシアでは、時間に関する考え方が日本のそれとは異なります。日本では電車や人との約束事は時間通り、なんなら〇分前に来ることが当たり前ですが、インドネシアではいつもそうではありません。時間に対する柔軟性が求められます。
インドネシアの言葉で"Jam karet"という言葉があり直訳すると「ゴムのような時間」です。これは簡単に言うと「時間はゴムみたいに伸びるから、遅れても、来なくても基本的にしょうがないもの」みたいな感じです。実にのんびりした考え方ですが、これがインドネシア的時間に対する価値観の一つです。(もちろん、全員がそうでないですよ。日本もそうであるように。)ちなみに、電車で静かにするという考え方は万国共通ではないようです。
このような文化的な違いは、必ずミスコミュニケーションを引き起こします。特に現地でこれらの違いを知らずに経験すると、ストレスに感じたりもするので、こういった異文化に適応することは必然と求められますね。海外での生活を考える際には、しっかりと準備・経験しているとアドバンテージだなと思います。

異文化適応力は日本でもつけられる(語学も)

では、どのように異文化に対する適応力を付けられるのでしょうか?私が経験した中で一番効果的なのは、「異なる考え方・文化背景を持つ人との共同生活」です。方法としてはシェアハウスに入居することです。

ボーダレスハウスとは

ボーダレスハウス」と呼ばれるシェアハウスは、日本人、日本以外の国や文化の人々が半数ずつ住む場所です。学生から社会人、ワーホリまで、幅広い世代の人々がで暮らしています。
ボーダレスハウスの魅力は、様々なバックグラウンドの方々との出会いです。都内には約45のハウスがあり、全体で500名以上の人が暮らしています。異文化を経験することもそうですし、言語学習の環境としても最適で、コミュニティの輪も広がります。

シェアハウスに住んで感じたコミュニケーションの大事さ

共同生活の中で、コミュニケーションの大事さを学びました。人によっていいと感じること、不快に思うことが違うので、そこを理解することは大事ですよね。また、問題が起こってしまったときに素直に気持ちを伝えて相互理解に努めること。これらって、簡単なようで実際にやることって難しいんですよね。本当に大の大人がなんでそんなことでトラブルになるの?ということもありました。(多分、自分も。笑)でも、そんなものなんですよね。
だから、異なる文化の人々と円滑な関係を築くために、自分がすべて正しいと思うことを辞め、国籍やジェンダーに関わらず、すべての人にそれぞれの価値観がある前提でコミュニケーションをとることが本当に重要と感じるんです。
どうすればよくなるかだけを考え一つ一つのミスコミュニケーションをなくしていくことで、相互の信頼が生まれます。そうすると本当にコミュニケーションが楽になります。

また、ボーダレスハウスでは、共同生活を送ることでチームワークや協力の重要性も学びます。仲間と協力して掃除やルール作りを行うことで、相互の理解や尊重が深まります。
さらに、ボーダレスハウスでの生活は、異なる文化の理解や自己の文化的価値観の主張ができるようになる絶好の機会でもあります。異なる国や背景を持つ人々との交流を通じて、自分の考え方や行動について新たな視点を得ることができます。これにより、自己成長や社会性の向上につながるでしょう。

ボーダレスハウスでの生活経験が海外生活や海外移住を考える人におすすめな理由

イレギュラーやトラブルに寛容になる

海外生活は毎日がイレギュラー・トラブルの連続です。コミュニケーションにおいては、言語の壁や文化の違いで思っていたことが伝わらない、当たり前(と、自分が勝手に思っていること)が当たり前にできないことがたくさん起こります。そんな事態に寛容になり、余裕をもって対応ができるようになります。これは生活においてもとても大事なことです。最初は特に慣れない環境で疲れちゃいますしね。

ボーダレスハウスでは学生から社会人、ワーホリまで、幅広い世代の人々が一つの屋根の下で暮らしています。しかし、文化の違いからミスコミュニケーションが生じることもあります。そのため、皆が快適に生活できるように最低限のルールを決めて、コミュニケーションを取りながら進めることも求められます。私自身も、ここで3年間、スタッフとして複数のコミュニティをサポートしてきました。様々な問題も発生しましたが、ほとんどはコミュニケーション不足が原因でした。コミュニケーションを十分に取ることで、問題を解決することができました。

もちろん、学びとか真面目な話ばかりではありません。週末には皆で集まってお酒を飲んだり、一緒に料理をしたりお出かけしたりして楽しみます。これらの経験は、将来的に海外での生活や仕事にもきっと役立つことでしょう。そして私が経験して思うことは、自分たちは文化も価値観も人それぞれだけど、その人に向き合ってコミュニケーションをとれば、問題は解決できるということです。

様々な人生・キャリアの考え方に触れられる

キャリアの文脈においてでいくと、様々な考え方に触れられます。例えば日本だと、20代後半でワーホリや語学留学ってかなり大きな決断になる人も多いと思いますが、世界からはたくさんの人がそんな選択をして日本にやってきます。また、働く場所を選ばない仕事をしている人がノマド的に来る人も来ます。出会ったハウスメイトと起業する人もいました。もちろん、高校を卒業してすぐ来る子も。ちなみに、日本人でも上記の考え方の人もいました。自分の人生どう生きるのがベストか、まさに地球基準で考えさせてくれます。

最後に

シェアハウスでの共同生活は、海外での生活を検討している人々にとって非常に有益な経験となると思います。ボーダレスハウスはまさに異文化の交差点で、交差するするからこそ、様々な方と出会い、学びや経験を得られます。異なる文化や背景を持つ人々との共同生活を通じて、自己成長や異文化理解を深めることができるでしょう。是非、ボーダレスハウスでの生活を検討してみてください。
https://www.borderless-house.jp/


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