[映画]ジョーカー

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ジョーカー

監督はトッド・フィリップス。
主演はホアキン・フェニックス。
名優ロバート・デ・ニーロも出てますよ。

ご存知バットマンの宿敵ジョーカー。
何度も映画化されているバットマンですが
そのバットマンを演じた俳優の数だけ、いやそれ以上に(「スーサイドスクワッド」とか)ジョーカーがいるのです。

その中でも、ホアキン・フェニックスの怪演は、インパクトを残すのに十分な異彩を放っておりました。

これはもう、すごい映画ですよ。
人を笑顔にしたくてピエロになった男アーサー。
いわば芸人で。
みんなに笑ってもらいたくて。
人気のテレビ番組に出ることも夢見ていて。

しかし、現実は甘くはなく。
仲間に裏切られ、社会に冷遇され。
愛し合っている彼女は…。

なんだろう。この衝撃。
アーサーの受けるショックが、そのままこちらにも伝わってくるような。

そのアーサーの怒りと絶望が、そのまま庶民の爆発へと変換され。
その爆発が、そのまま映画の迫力へとリンクしているような。
ガツンと来ましたね。

ただ、これは絶対に言いたいんですが
「ジョーカー」ってこんな人なのか?と。
この映画のジョーカーは、悪ではなく。
虐げられた庶民の矢面に立つ、ダークヒーロー。

「ダークナイト」で、ヒース・レジャーが演じた悪の化身ジョーカー。
狂気に満ちて、スクリーン越しに観ていても怖かったジョーカー。
理由もなく悪。意味もなく悪。純粋な悪。
ではなかったです。

これは解釈の違いなんでしょうけど
僕の中のイメージとしてあるジョーカーとの誤差に、少し戸惑ってしまいました。

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