貴方がリーダーならどうしますか?シリーズvol235 「あっ!すいません!やっていません…忘れていました…」を繰り返すスタッフに、イラッっとさせられた経験のあるリーダー必読!

 スタッフの中には、何もかもきちんとやる几帳面で行動力のあるタイプもいれば、何をするにも取っ掛かりが遅いズボラなタイプのスタッフもいますよね。
 上司:「あの件、どうなってる?」
 スタッフ:「あっ!やばい!すいません、まだできていません…」
 このやり取りの多いスタッフに、業を煮やした経験ってございませんか?  私は短気でしたので、「な~に~(ーー;)」と、説教がはじまりました。(笑)これが、キャリアの浅いスタッフならまだしも、店長とか、立場のある人がそうであれば、なおさらイラっとしますよね。(笑)
 「何でやってないの!」「お前はいつも先送りにするよな!」「やる気あるんか?」「お前には責任感がないのか?」と…どちらかというと、精神論で説教をしておりました。
 さすがに叱られた直後は、直ぐに取り掛かるのですが、しばらくすると、また同じことを繰り返し、結局、精神論では、ズボラは、なかなか治らなかったですね。
 そうなんです。ズボラは、精神論で責めても、治らないことの方が多いように思います。
 根本的なところを指導した方が直すことができます。
 それは、『行動管理』や『スケジュール管理』です。
 行動管理は、自分がやるべきことをリストアップして、できたらチェックを入れる 『to do list』による行動管理です。
 スケジュール管理は、リストアップされたやるべきことに、一つ一つ期日(開始日)をつけて、いつ始めるのか?をスケジュール表に落とし込む作業のことです。
 ズボラな人は、ただ単に意識が足らないだけでなく、行動管理やスケジュール管理が苦手な人が多いと思います。
 ですので、先ずは精神論ではなく、行動管理とスケジュール管理ができているのか?を確認いたします。
 できていないようでしたら、できるように指導していきます。
 指導って言っても、「行動管理ができていないじゃないか!」「スケジュール管理やってんのか!」と、口で言って責め立てて治るぐらいなら苦労はしませんよね。
  最初は、面倒でも、一緒にやっていくことをお勧めいたします。
 やるべきことを一緒に書き出していきます。
 「書き出しておけよ!」ではなく、しばらくは、一緒に作業していきます。そして、いつから始めるのか?と開始日を決めて、スケジュール表に書き込んでいきます。
 この作業も「書き出しておけよ!」ではなく、しばらくは、一緒に作業していきます。
 自分一人でもできるようになるまでは、しばらくは、習慣化のサポートをしてあげることが大切だと思います。
 行動管理とスケジュール管理が習慣化できそうなら、少しづつ、一人でもできるように自立させればいいと思います。
 根気がいる作業ですが、ズボラが治れば、信頼できるスタッフへ育てることも可能になります。
 お試しください。
 


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