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もうひとりの自分、発動
みなさん、おはようございます。
ウェルビーイング・コンサルタントのフジガッキーです!
きょうは「節分」
「鬼は外、福は内」 豆まきの行事という行事が中止されていますが、早期のコロナ収束を願って、幸せを呼び込みたいものです。
さて、きょうのテーマは「もうひとりの自分、発動」です。
昨日の続きで、『メタ認知』についてになります。
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「メタ認知」とは
メタ認知の「メタ」とは「高次の」とか「~を超えて」という意味です。つまり、メタ認知とは、自分の思考や行動を1つ上のレイヤーから客観的に認知するということです。
たとえば、何か嫌なことがあってイラッとするのが「認知」だとすると、イラッとしている自分を上から眺めて「自分はイラッとしているな」と考えるのが「メタ認知」です。
トレーニング法
では、どうしたら「メタ認知」の境地に達し、職場内のコミュニケーションを円滑にすることができるのでしょうか?
「幸せな職場の経営学」の中に記載されていたトレーニング法の一部をご紹介します。
【トレーニング➀】「メタ認知」のイメージトレーニング
目を閉じて、イラッとしたり、怒ったりしたときの感情をイメージしてみる
↓
その感情を客観的に味わいながら、ゆっくりと呼吸する
↓
イラッとした自分を、「イラッとしているなあ」と見つめながら、これまでとは違う言い回しをする状況を思い浮かべてみる
トレーニング後、似たような状況になったときに実践してみましょう。「イメージトレーニング⇔実践」を繰り返すことで、イライラのループから抜け出しやすくなります。
なるほど!
まずはイメージトレーニングを日頃から行なうということか。いきなり本番で「イラッと」きてしまったら、もう間に合わない、対処できないかもしれませんね。もうひとつ。
【トレーニング②】5秒間だけ待つ
イライラしたり、落ち込んだり、怒りたくなったら、まず5秒間、カウントして待ちましょう。その間にメタ認知をします。「自分はイライラしているなあ」と客観的に自分を見てみます。同時に深呼吸をしたり、視点を変えたり、身体を動かしてみます。気分転換も有効です。
5秒間だけ待てばいいんですね!これならできそう✨
ではみなさんも目を閉じて、大きく深呼吸しながら心の中でつぶやいてみてください。
「(イライラしている状況を思い浮かべて)ああ、いま自分、イライラしているなあ」
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いかがでしょうか。できましたか?
なにか笑ってしまっている自分に気がつきませんでしたか?
力が抜けて、表情も穏やかな、とてもよい笑顔になっていると思います。
このように、「もうひとりの自分を発動」させて、自分の心の動きを客観的に見つめ直すことを繰り返すうちに、周りの言動によって、すぐに腹を立てることやイライラすることが徐々に減ってきますよ!
「福は内!」(笑)
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