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「幸せな経営者」の共通点とは

みなさん、おはようございます。
ウェルビーイング・コンサルタントのフジガッキーです!

きょうも引き続き、「幸せな職場の経営学」(前野隆司著)からになります。

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きょうのテーマは、ズバリ「幸せな経営者」の共通点とは?です。

みなさんは、なんだと思われますか?
お金持ち?バリバリ稼いでいる人?著名人?社会的な地位が高い人?

違います!
こうした、カネ・モノ・地位では幸せは長続きしないといわれています。

地位財と非地位財



カネ・モノ・地位は地位財といわれ、他人と比べられる財はその瞬間はものすごく幸せ感が高まりますが、またすぐにもっとほしくなる。きりがないし、手に入らないと幸せではなくなる。なので、長続きしないといわれています。

その一方で、非地位財といわれているのが、愛情自由健康といった他人とは関係なく得られる幸せなので、長続きするといわれています。

幸せの4因子


本題に入ります。
と、その前に、慶應義塾大学大学院SDM研究科教授の前野隆司先生が提唱しているのが、「幸せの4因子」です。

  1. 「やってみよう!」因子(自己実現と成長の因子)

  2. 「ありがとう!」因子(つながりと感謝の因子)

  3. 「なんとかなる!」因子(前向きと楽観の因子)

  4. 「ありのままに!」因子(独立と自分らしさの因子)


愚直にやり抜く


お待たせしました。
「幸せな経営者」に共通する点は、この4つの因子を兼ね備えているというのです。この本では4名の経営者が登場するのですが、詳細は本を手に取ってご覧ください。以下、引用します。

「4人が4人ともピュアで若々しく、個性的で魅力的な人物である点。また明確なビジョンを持って理想を目指している点。成熟社会・合理化社会の中では青臭いといわれそうな理想を、愚直に目指している点。そして、それを臆面もなく表明している点。さらに、表裏のない、オープンな振る舞い。たとえ批判されても、めげずに進む力強さ。そして忘れてはいけないのは、周りの人への気配りと優しさです。
要するに、人間的で魅力的で、一緒にいたくてたまらないと思う人たちなのです」
(中略)
皆が幸せになるための当たり前のことを、真摯に行なってきた人たちなのです。思いついたら「やってみよう」、周りの皆に「ありがとう」、どんなチャレンジも「なんとかなる」、何があっても「ありのままに」、という幸せの営みを。

「幸せな職場の経営学」より

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いかがでしたでしょうか。
本の中で取り上げられた4名の経営者の方も、前野先生いわく、「普通の人」だということです。
なので、誰もが彼らになれるのだと。やるべきことは簡単、幸せの基本を愚直に歩むことなのだと。

とても勉強になりました!



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