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みなさん、おはようございます。
ウェルビーイング・ビジョナリーコーチ
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フジガッキーです!

きょうのテーマは、「次なる目標」です。

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健大高崎、全国初制覇の偉業達成⚾

選抜高校野球全国大会は、群馬代表の高崎健康福祉大学高崎高校が見事初の全国制覇の偉業を成し遂げました。なんと、山本一太知事から「県民栄誉賞」が授与されることも発表になりました。おめでとうございます🎊

決勝戦の報徳学園戦は、終盤押され気味でしたが、逆転したあとは見ていても負ける気がしませんでした。2年生ピッチャー右左の2枚看板がいたので。

でも、健大高崎といえば、以前はランナーが塁に出れば足でかき回す、機動力野球で知られていました。どちらかというと、守りよりも打・走優先。なので、打てなかったり塁に出ないと強みが発揮できず、なかなか甲子園でもいいところまではいくものの、その後勝ち続けられませんでした。

ということもあり、青柳監督のコメントにもありましたが、今年はピッチャー中心の守りの野球でチーム力を築いてきて、それが功を奏したといえるのだと思います。


春夏連覇へ

青柳監督と箱山キャプテンの優勝インタビューで、口を揃えてできてた言葉がありました。それが、

春夏連覇を目指す!

とても印象的でした。
優勝の余韻に浸ることもなく、もうすでに気持ちは次へ向かっていてすごいなあと思ったのと、いやいや優勝のせいでビックマウスになっているのかとも当初は感じました。でも。。。

理に適っている

よくよく考えてみると、高校野球は健大高崎に限らず他の高校もそうかもしれませんが、現在のチームは2年生が主体。なので、新学年となっても主体が3年生になるだけで、主体のメンバーはほぼ変わらない。逆に言えば、夏優勝したとしても春連覇の場合はこうはいかない。というのも優勝メンバーが3年生主体だとすると戦力ががらっと変わる可能性があり、翌年春の選抜大会には新メンバーでまた一からやり直しを余儀なくされるから。

ということは、優勝した全国一の2年生主体の現メンバー擁する健大高崎が夏連覇を目指すというのは、理屈上も決してビックマウスではなく、とても理に適っているのだと思うわけです。


目標を目的化していない

よくありがちなのは、反対に目標が目的化してしまうことです。

自分も過去にありました。それは今をさかのぼること40数年前の大学合格のときのことです。とにかく大学合格だけを目標に、その後のことはまったく考えもしなかった。つまり、大学合格が目的化していた。なので、いざ大学合格したら遊びほうけてしまう。といっても、3年生からは厳しい(といわれていた)金融論のゼミに入ったので、一生懸命に勉強しましたが。。。

健大高崎に話しを戻すと、青柳監督や箱山キャプテンが口を揃えて、春夏連覇を目指すという言葉が優勝直後から出てきたということは、まさに目標が目的化していない、目的はしっかり別のところにあるのだなあと感じ、素晴らしいなあと思ったのでした。

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「目標」とは、しるべとあるように、目的を達成するための目印です。つまり、目的を達成するために目標があり、目標をクリアするためにとられるのが手段です。(中略)
目標はいくつあってもかまいませんが、目的はたった一つであるべきです。

「店は客のためにあり 店員とともに栄え 店主とともに滅びる」より

日頃コンサルの場面でもクライアントにお伝えすることがある引用なのですが、今回の健大高崎の事例は生きた教材だなと感じたのでした。

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