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みなさん、おはようございます。
ウェルビーイング・ビジョナリーコーチ
お金とビジョン実現の両立を後押しするパートナー
フジガッキーです!

きょうのテーマは、「目線合わせ」です。

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プロ野球選手とスポーツ記者の関係

金融機関の職員の方からよく聞く悩みの1つが「社長と何を話してよいかわからない」です。私は、金融機関には、まるで同業者であるかのような専門知識は不要だと考えています。
自分はスポーツ新聞の記者で、プロ野球選手を取材すると考えてみてください。スポーツ新聞の記者は、野球のルールなどの理解は必要ですが、プロ野球選手と同じ技術や体力を持っている必要はありません。他方、スポーツ新聞の記者は、試合・選手・他球団を長年みてきていますから、客観的な視野を持っています。金融機関の企業支援と中小企業経営者の関係は、まさにプロ野球選手とスポーツ新聞記者の関係が理想であると私は思います。

「私の中の企業支援と再生」より

この文に続けて、こうも。

同じ目線に立つとは

ただし、1つ大切なことがあります。スポーツ記者とプロ野球選手が信頼関係を結ぶには、野球の見方や勉強が一定程度は必要なように、金融機関の職員が中小企業経営者と同じ目線に立つには、少なくとも業種別の基本的な企業の見方を身につけることが必要だと考えます。

「私の中の企業支援と再生」より

コンサルに置換えてみると

本文では、中小企業経営者と金融機関職員の関係でしたが、中小企業経営者と経営コンサルタントの関係でも当てはまるのではないか。

つまり、目線合わせには同レベルまでは必要ないですが、最低限の業界知識や下調べは必要で、それがないとあまりに無責任なアドバイスになりかねないのだと。

中小企業経営者がコンサルタントに求めるのは、自分と同じレベルの会話ではなく、最低限の業界知識は持ちながらも、本人が気づきにくいような観点や盲点への気づきが得られることではないか。


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「目線合わせ」をするということは、相手の立場を尊重し傾聴するということにもつながることだなと、感じたのでした。


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