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日常ルーティーン化にはわけがあった
みなさん、おはようございます。
ウェルビーイング・ビジョナリーコーチ
「お金とビジョン実現の両立」を後押しするパートナー
フジガッキーです!
きょうのテーマは、「日常ルーティーン化にはわけがあった」です。
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疲労と消耗
いま読んでいる本『TRIGGER』に面白い記述があった。
肉体的に疲れる疲労、たとえば激しい身体活動をすれば筋肉の疲れを感じるから休憩をとるなど、疲労はわかりやすい。
一方、消耗はストレスと同じで通常は目に見えにくいのだと。でも、消耗により私たちの行動には計り知れない影響があるのだと。
たとえば、よくありがちな消費行動として
なぜ私たちはウエイターのお薦めを求め、受け入れてしまうのか(消耗してしまっているから、他人に自分の食事を選ばせてしまう)ということから、なぜ、キャンディ・バーや持続5時間エネルギードリンクなどの衝動買いに向く品目がレジの棚に置かれているのか(陳列棚を歩き回り多くの決断をしたあとは、誘惑に抵抗しなくなることを小売業者は知っている)まで。
仕組み化こそ消耗に打ち勝つ
消耗は計測することも、数値化することもできない。
だったら、仕組み化してしまえと、この本で紹介されていました。
なるほど!
仕組みは消耗に打ち勝つ方法だ。魔法のように、仕組みはけじめや自己抑制の消耗の速さを遅くする。仕組みがあれば、多くの決定をしなくて済む。計画に従えばいいだけだ。そして、その結果、それほど早く消耗しなくて済むようになる。
(中略)
私の1日は仕組みでいっぱいだ。仕事に行くときには、カーキ・パンツと緑のポロシャツを着る(私のファッション・センスが頼りにならないので規律を加えるためだ)。日課の質問の電話をしてくれる女性に報酬を払う(自分自身を認識するための規律だ)。旅程に関する決定はすべてアシスタントに任せ、彼女の選択に疑問をはさまない(自分の時間のための規律だ)。仕組みが増える、すると心配することが少なくなる。これは実に魅力的な方程式だ。自分でしないために犠牲になることもあるが、心の平静を得られるのは、あまりあるメリットだ。
そうか!平山のルーティーンにはわけがあった
ここまで読んでいてふと思い出したのが、昨日観た映画『PERFECT DAYS』の平山だった。
平山の判で押したような日常ルーティーンは、もしかしたら思い出したくない過去、想いだすと消耗が増す。そうした消耗を回避するための行動だったのかもしれない。
こんなことを考えたのでした。
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