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みなさん、おはようございます。
ウェルビーイング・コンサルタントのフジガッキーです!

きょうのテーマは、「決めつけない」

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昨日は、進行中のある案件のことで、診断士仲間とオンラインで打合せを行ないました。最終プレゼンに向けた方向感の摺り合わせでした。

グーグルフォームを使ったWebアンケート実施ができない場合の代替案としてなにか提言というか、助言をと、当初は考えていました。

でも、結果的にアンケートは実施に漕ぎつけ、既に数多くの方から個別のご意見まで集まっている状況。想定外の展開で嬉しい悲鳴!

個別に書いていただいた内容をまとめ、クライアント側での実行可能性を一緒に考えながら、できる・できないを検討する、といった方向感かなあと、自分なりには頭に描いていました。

ところが、ある診断士の方からの一言。

「助言とか、あまり決めつけないほうが良くないですか?」

ガツーンときました。まるでハンマーで頭を殴られたかのように・・・

その診断士の話しでは、過去に携わった実務従事での苦い経験があるといったことを話していました。

そういえば、自分も今から5年前、診断士成り立てのころに地元温泉旅館さんで行なった実務従事を思い出したのでした。

以前銀行支店担当時代のお取引先というよしみで、支店経由で企業診断に入ったのでした。もちろん、そのころはまだ企業内診断士だったので、プロボノ活動、つまり無報酬で、経験積みと診断ポイント稼ぎを目的に関わらせていただいたのでした。

そして、現状把握、課題抽出、SWOT・クロスSWOT分析、提言書作成と、進めていきました。
その過程では、社長だけでなく、社員の方にも入っていただき、ブレインストーミングを実施、具体的ターゲット層のペルソナをイメージして・・・と、たいへん盛り上がっていました。
最後の報告会でも、社長はとてもいい提案をしていただいたと、とても感謝されました。

がしかし、実際にオペレーションを担うお女将さんや従業員の方にとっては、これまでの動き方を抜本的に変えることにもつながり、抵抗感があったようで、半年後に再度訪れた時には、またもとの状態に戻ってしまっていました。
「やはり、本音では腹落ちしていなかったのではないか」
とても残念な気持ちを抱いたのでした。

今回その診断士からの「決めつけなくていいのでは」との話しを聞いていたときに、自らの過去の経験が走馬灯のように思い出されたのでした。

「こうだ」というのは、われわれの仮説に基づくものであって、実際に選ぶのは、クライアントの判断なのだ!

なので、今回も提言としては、SWOT・クロスSWOTやブレインストーミングのやり方を体験してもらい、改善に向けた方向性を提言するということにしようと、意見が一致したのでした。

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今回、過去の自らの体験も交え、「決めつけない」と題し書いてみました。
いかがでしたでしょうか。

だれも人からよかれと思い言われたことも、腑に落ちないことはやりたくないですよね!

さあ、新たな週のはじまりですね。
口角をあげて、いってらっしゃい😃



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