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【映画英語】"Pan-"接頭語の意味"全て"の語源【パンズ・ラビリンス】
原題: El laberinto del fauno, 英題: Pan's Labyrinth
英題にもある"Pan"というのは接頭語で、「全て、汎」という意味。
例えば
【pandemic】:流行、感染爆発→ pan+demic(人々)
【panorama】:全景、パノラマ → pan+horama(光景)
あとは最近
【pansexual】:全性愛 → pan+sexual
あらゆる性別の人が恋愛対象になる人。好きになった人が好き。
他にも
【panacea】:万能薬 → acea(治療)
【pantheism】:汎神論 → theism(有神論)
【pantheon】:パンテオン、神々 → theon(神)
【pan-African】:汎アフリカ
"pan"の語源
パーン、ギリシア神話に登場する神の一柱、牧神、牧羊神、半獣神とも呼ばれる。四足獣のような臀部と脚部、山羊のような角をもつ。
→劇中でも半人半獣でした。
パーンが襲われた際に上半身が山羊、下半身が魚の姿になって逃げたエピソードは有名であるが、この姿は低きは海底から高きは山の頂上まで(山羊は高山動物であるため)世界のあらゆるところに到達できるとされ、「全て」を意味する接頭語 Pan(全て)の語源となったともいわれている。
(Wikipediaより引用)
こういった語源を学ぶと、面白くて忘れない!
作品情報
「パンズ・ラビリンス」
原題: El laberinto del fauno, 英題: Pan's Labyrinth
監督:ギレルモ・デル・トロ
(シェイプ・オブ・ウォーター、パシフィック・リムの監督)
あらすじ↓
恐怖の政治が国を覆っていたスペインの暗黒時代に、少女オフェリアは生を受けた。優しかった父が死に、身重の母親と二人で直面する現実は目を覆うようなことばかり。新しい父親はまさに独裁のシンボルのような恐ろしい大尉。生まれてくる自分の息子にしか興味を示さず、オフェリアの生きる世界は閉ざされていた。そんなとき、彼女が見つけたのはうす暗い森の中の秘密の入り口。妖精の化身である虫たちに導かれて、迷宮の世界への冒険が始まる…。
感想・評価
迷宮の世界への冒険が始ま、、、らない!!
あらすじを読んで、てっきりナルニアのように別世界へ行ってしまうのだと思っていたけど、全然違う。
ダークファンタジーに分類されるこの作品、かなり怖い。
そして人によって感じ方が千差万別に分かれる結末、、、。ネットにもいろいろな考察が上がっています。
私は主人公のオフェーリアに狂気を感じましたね。ラストシーンでは鳥肌が立ちました。
ネタバレしたくないので、ぜひ気になる方は見てみてはいかがでしょうか!
ではまた!
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