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生理休暇をより取りやすくすることを全体的に広めるべき理由-生理の重さは千差万別

いきなり何を書くんだこのライターは。と思われただろうか。今日は女性の生理について書き記したいと思う。

近年、生理休暇というものが出てきたそうだが、簡単に使用できるものなのだろうか。筆者が社員として会社に勤めていた頃は、会社の規模が小さかったこともあるが、生理休暇すらなかったので、ぜひ教えていただきたい。「生理が辛いので休みます」と言える環境かどうかということを。

生理というものは、とても千差万別である。筆者のサイクルは以下だ。

・生理2週間前ーイライラ・不安を少し感じ始める。

・生理1週間前ー夜毎日泣くことも。不安が募る。大抵が未来への不安。お風呂に長めに入って体を温めたり、早めに寝るなどの対策をとる。だいたいこの1週間が辛い。

・生理ーまず生理が来たことに、誕生日が来たくらいのお祝いをしたい気持ちになる。月によってお腹が痛いなど、体への影響があるが、月による。

・生理後1〜2週間ー大統領にすらなれるのではないかという超ポジティブ週間

この繰り返しである。筆者は体への負担よりも心への負担が大きい。毎月がまるでジェットコースターのようだ。つまり情緒不安定なのである。

男性はなかなか理解に苦しむだろう。なぜならその仕組みがないから。それは女性としても理解できる。

しかし女性でも理解できない人はいる。筆者の友人でも

「生理で情緒不安定になる人は弱い人だからだと思っていた。しかし大人になり生理現象が強くなるにつれ、その人の気持ちがわかって来た」

という声を聞いたことがある。女性の中でも千差万別なのだ。

筆者よりも症状がひどい人はたくさんいる。生理がゆえ、貧血で倒れる人などもいた。

全女性が同じ症状じゃないため、ジャッジに苦しむところがあるかもしれない。未だに風邪や熱すら、「弱い」とレッテルを貼られることも少なくないだろう。しかし声を大にして言いたい。ぜひ生理で苦しい時は、休む・力を抜くなどをして欲しいし、そういう環境にして欲しい。疲れてボロボロになって、100%の力が出せないより、1回休んで次120%の力を出せた方がよっぽど効率的だと思う。

先月筆者は今までで一番ひどいPMS(月経前症候群)と生理になった。2週間心が沈んでほぼ毎日涙を流し、全てに悲観的になりたくなる毎日。これはPMSだからと自分に言い聞かせながら日々を過ごし、生理1日目は症状がひどく、体がうまく機能せず一日寝込んだ。体にも多く影響してしまった。

歳を重ねるごとに体は変化し、前と違うような症状を出すことは理解できる。今筆者はフリーランスなので、自由に休んだり休憩を取り入れたり、頑張れる時は頑張る!というメリハリをつけることができるが、半分以上の人がそうもいかないであろう。

今週の日曜日には選挙もある。「女性に優しい社会」を作って欲しいわけではないが「性別の違いに理解ある社会」はぜひ作っていって欲しいと、思う今日この頃である。

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