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2022.10.22-23 高知嶺北ツーリング【1日目】

行程

伊予三島
↓<愛媛r5><R319><R32>
大歩危
↓<徳島r272><R32>
大豊------------------1日目宿泊 
↓<R439>
本山
↓<高知r264/愛媛r126>
伊予三島

0日目:準備

 伊予三島には頻繁に行く用事があり、回数券を買っていた。しかし最近はバスやレンタカーで行くことが多く、回数券の有効期限が残り少しとなっていた。そこで伊予三島発着のサイクリングを計画することに。1泊2日で伊予三島から山を越えて高知県側へ、そしてまた山を越えて伊予三島に抜けるコースに決定。2日目の夜に伊予三島太鼓祭りに行ってから松山に帰ることに。
 出発前日の金曜日は残業もなく早く帰ることができ、会社から帰ってから準備を済ませる。今回も急に思い立って計画したので、宿の予約もギリギリだった。あまり調べていなかったので宿の近くにスーパーがないことを知らず、「夕食はどうするつもりですか…?」と電話で聞かれてしまった。

1日目:伊予三島→大豊

輪行:松山→伊予三島

 早朝4時55分の松山駅を歩く。松山駅のコンビニも開いていない時間だった。

 始発の「特急しおかぜ・いしづち」に乗車。伊予三島までは1時間半ほど。

 新居浜を過ぎるあたりで空は明るくなり、乗客も増えてくる。伊予土居駅にてアンパンマン列車とすれ違い。

伊予三島~山城

 6時半に伊予三島駅到着。自転車を組み立てて出発。

 伊予三島駅の中からも見える「Welcome to しこちゅ~」。伊予三島市、川之江市、土居町、新宮村という旧宇摩郡の市町村の合併で誕生した四国中央市は「しこちゅー」と略されることが多く、ゆるキャラの名前も「しこちゅ~」になっている。

 ゆるキャラ「しこちゅ~」。四国中央市で盛んな製紙業を反映してティッシュを持っているネズミ。

 国道11号の川之江三島バイパスへ。「伊予三島市」のままの標識があった。合併から18年経つのだが…

 「ココロココ」

 四国内の直轄国道ではキロポストに市町村のイラストが描かれている(例:松山市 = 松山城、旧美川村 [現:久万高原町] = スキー)。川之江市では紙と川之江城のイラスト。

 川之江の市街地を抜けて本格的な上り坂。愛媛県道5号で山の向こうへ。

 ループ橋の旧道も走ってみる。

 直進方向も右側も同じ「国道319号」のはずだが…、同じ路線とは思えないほど道幅が違う。

 旧新宮村へ。

 「高知県側通行不可」これは4年前から継続中。県道5号では高知県大豊町に行くことはできなくなった。

 「山城町」は今の三好市の一部。

 川を見てみるととても透き通っている。

 休憩できるスペースがあったので、ここでホットココアを飲む。

 「モノレール乗り場」片道500円。モノレールといえば都会の乗り物というイメージなのだが、四国の山奥という意外な場所にある。動いている様子はなかった。

 国道319号は狭い道だが改良も進められている。

 徳島県へ。

 徳島県に入っても景色はあまり変わらない。この辺りはガードレールもない狭い道が続く。

 塩塚高原は気になっている場所の1つ。いつか行こう。

 小さい滝もあった。

 銅山川(伊予川)沿いの集落。斜面の上に3階建ての木造住宅もある。

 小学校に向かう歩行者専用のつり橋。渡ってみるとなかなか怖かった。

 狭い土地を有効活用すべく、アパートも4階建てで川沿いの狭い土地に建っている。

 独特な構造の橋が見えてきた。土木学会田中賞を受賞している「青雲橋」。三井住友建設のHPに詳しく紹介されている。三好市立山城中学校に向かうための市道の橋で、校舎の移転とほぼ同時期に造られた。2004年竣工。

 町役場も斜面に建てられており、8階建て相当?というくらいの建物の高さ。下層は駐車場などに使われている。

 国道32号との合流地点近く。景色が岐阜県・飛騨の高山本線沿いに似ている。

山城~大歩危

 国道32号へ。険しい地形を進む。

 10月だったが、四国の山では紅葉が少し始まっている。

 土讃線下にあった廃橋。かつてはここが国道32号だったのだろうか。

 小歩危駅にて。トイレはないので注意。(周りは公衆トイレも少ない)

 林業が盛んな地域で木製品の展示販売センターがあったが閉まっていた。

 ここから大歩危。川が綺麗。

 「RiverStation West-West」モンベル大歩危店や徳島ラーメンの店、ローソンなどが入居している。100円払うと川沿いの展望台に入れる。

 特急南風が通り過ぎるタイミングを撮影。吉野川はラフティングも有名で、橋の下を通り過ぎていった。

 徳島珈琲の自販機。

 再び走り始める。山城町では大歩危のイラスト。

 道の駅大歩危へ。

 テラスから「四国まんなか千年ものがたり」がちょうど通っていくのが見えた。手を振った。

 1両1両の色が違う列車。ゆっくり走っていった。

 この辺りは妖怪が有名で、妖怪に関する展示も充実している。博物館も併設されているようだった。

 かずら橋の模型。

徳島県道272号と林道で高知県へ…?

 徳島県道272号と、その先の林道で県境を越えてこの日の宿のある高知県に行こうとする。川の中に河童がいた。どろめき淵のえんこ、という名前。

 こなき爺の石像。

 登りが続く。小さな集落を通り過ぎ、民家のないエリアへ。

 地図を見ると高知県に続いているのだが、本当に行けるのだろうか…?

 このあたりで県道は終わり、三好市道に変わる。

 舗装が綺麗な場所もあったが、これは災害の復旧だろうか?

 北側に抜けて国道32号に行く道もあるのだが通行止め。

 高知県との県境。

 左側は工事中だが、右に行く道は通行可能。あまりにも険しい地形のためかヘリコプターで資材を運んでいた。

 高知県大豊町方面に向かう道は未舗装になる。

 この辺りが標高が最も高い場所。

 このまま下り…と思って進むとなんと、工事中だった。道はない。通行止めにはなっていないはずなのだが…

 そこで引き返すことに…。国道32号・439号経由で大豊町に向かう。

 トンネルが変わった形をしていた。

 なんとか、集落まで戻ってきた。国道32号はもう少し。

国道32号で大豊へ

 国道32号に戻ってきた。この道で大豊町へ。

 つり橋の遺構。

 高知県に上陸。高知まで57km、南国まで42km。

 スズキでも知らない車名がいくつかある。ジムニーは先日注文したのだが、いつ届くのだろう…

 少しだけ国道439号を覗いてみる。

 「京柱峠」行ってみたい場所の1つ。松山に住んでいるとなかなか遠く、行く機会がない。3~4連休くらいないと自転車で439(ヨサク)走破、とい難しい。そして補給地点が少なかったり、雪が降ったりと夏や冬には行くことが困難なので、時期も限られる。

 宿に向かう。少しづつ暗くなってきた。

 0.1km単位の旧標識。

学校に泊まる

 宿に荷物だけ置き、そこからスーパーへ買い出し。ギリギリスーパーの開店時間には間に合いそうだ。

 スーパーからの帰り。高知県側の県道5号も通行不可看板あり。

 本日の宿、「学校に泊まろう!みどりの時計台」にて。ちょうど来ていた4人家族と話しながらご飯を食べた。100km走った後のお酒が美味しい。ご飯を食べた後は校庭で花火をした。

 教室1個分が今日の部屋。1人ではとても広い。

 夜の学校、廊下は怖かった。

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