2023.07.23 香川県海岸線ツーリング(2日目:高松~さぬき市津田)
この日は東かがわ市引田まで行く予定で考えていた。しかし、朝起きたのが遅かったのと夕立による悪天候で途中のさぬき市の讃岐津田駅から輪行をすることにした。
またこの日は帰りの輪行移動で暑さによるハプニングがあった。その経緯もここで記す。
高松の朝
自転車ツーリングにしては少々朝遅めの6時半に起床。5年前にも宿泊した場所だったが当時とは変化した点も多かった。
駐輪場は瓦町駅前で少し離れている。歩いて駐輪場へ。
ここの自転車店にもいつか行こう(2023年9月訪問)
高松に2002年まで住んでいたのだが、ここはよく自転車で通っていた。当時は幼稚園児だったのでママチャリの後ろの子供用座席から眺めていた。
駐輪場到着。自転車はベルトで固定していたので倒れていない。
8時過ぎに準備完了、瓦町駅を出発。
徳島方面へ。
海沿いを進む。
屋島大橋を渡る。
Google Maps行きたいところリストに入れていた「やしま第一健康ランド」。いつの間にか閉館していた。
屋島を周回する県道のキロポストは茶色。珍しい?
しばらくは山道を進む。
屋島を回って東側に行くと景色が開ける。
「喫茶 私鉄沿線」というそのままの名前の店。気になる。
四国最北端の竹居岬を経由する。石材店が多く並んでいる。
穏やかな夏の瀬戸内海。
丘の上に上る。走ってきた屋島が左側に、高松周辺の離島は右側に見える。
「純愛の聖地庵治・観光交流館」へ。ここは「世界の中心で、愛をさけぶ」のロケ地。
庵治郵便局にて。ポストが石でできている。
とても短く狭いアーケード。
海沿いをカーブを繰り返しながら進む。
2万円程度で売っているアルミ製の簡易的なサイクルラックではなく、地面に固定されて頑丈なものが設置されていた。
木の隙間から小豆島が見える。今年(2023年)の1月に車をフェリーに載せて訪問したが、今度は自転車で一周したい。
四国最北端
「四国最北端」へ。竹居観音寺が最北端として知られているのだが、実際の最北端は竹居観音寺とは少し違う位置にある。細い路地を歩いて最北端となる神社へ。
施錠されており神社の中への立ち入りはできない。
かなりの急坂を下って竹居観音寺へ。
四国最北端庵治町竹居岬の石碑の前で自転車を撮影。
自転車を置いて竹居観音寺へ。
海の上に橋がかかっていた。
洞窟内は撮影禁止。厳かな雰囲気だった。
海に向かって鳥居が立っている。
四国最北端~道の駅源平の里むれ
再び県道に合流し、しばらく走ると海水浴場が見えてきた。7月の日曜日だったのもあり、賑わっている。
また上り坂に変わって高いところから海を見下ろす。
歯ART美術館が気になった。
高尻海水浴場。こちらは人が少なめ。
「行き止まり」と書いてあるが、どこまで行けるのか気になったのに入ってみる。
ここはかつての県道。
グラベルロードで走ると楽しい道。
所々で穴が開いていて、前輪が穴に落ちることも何度かあった。2週間後に北海道ツーリングを控えていたので、自転車を壊さないように気をつけて進む。
なんとか舗装が残っているところに戻ってきた。
集落の近くは今でも使われているため、しっかり整備されている。
道の駅源平の里むれ
「道の駅源平の里むれ」で昼食。この時は35度近い気温であった。
ハマチの漬け丼マグネットは再現度がとても高い。
おすすめのようなのでハマチの漬け丼を注文。食事をするテーブルが学校で使われていた机でサイズが小さかった。
忘れず四国一周スタンプ押印。
ことでんの電車とすれ違う。
ここでさぬき市に入る。
スマホの充電ケーブルが壊れてしまったため、100均に行こうとするがこの日はなぜか臨時休業だった。仕方なくコンビニで1300円ぐらいするケーブルを買った。
大串岬周辺
学生マンション家具家電付き2万円。これはいつの看板だろうか?今の値段では家電付き2万円はさすがに厳しいのではないだろうか。
前方に見えるのは小豆島。大串岬周辺は芝生が広がる。
サイクリングロードはあまり使われていないようだ。
「さぬきワイナリー」周辺では自転車に乗った人とすれ違った。暑い時期ではあったが、走っていて楽しい。
狭い下り坂ではあるが、路肩には「香川県」のシールが貼ってある視線誘導標を発見。香川県の県道だった。
ここから津田までは海沿いを進む。
2車線のヘアピンカーブで登っていく。
「ご覧のスポンサーの提供でお届けしました」 香川県・四国内外の企業が並んでいる。
丘を越えて旧津田町へ。
路面標示に落石注意の標識。珍しい。
さぬき市・旧津田町
津田町中心部へ。
「道の駅津田の松原」に立ち寄って、スタンプ押印。
ソフトクリームが美味しかった。
「道の駅 津田の松原」は3年ぶりの訪問。前回は岡山から徳島に車で向かう途中に立ち寄った。Gotoトラベルの時期に讃岐うどんを食べ、金比羅山に参拝し、そして鳴門の渦潮を見て帰るという高校の同級生との楽しい旅だった。
このあたりも3年ぶりで懐かしい。
輪行:讃岐津田~伊予西条
16時半、讃岐津田駅に到着。
自転車を分解してJRで輪行。
高松駅で乗り換え。
アンパンマントロッコが待機していた。
ここから特急いしづちで松山へ。…行く予定だった。
この後で「暑さ」を原因とする問題が起こることは何も知らない。
自転車で走った道マップを更新。あと3回、土日があれば四国を一周できそう。
電車に乗ってゆっくりしていた。新居浜駅到着直前に「車両の確認を行うため、新居浜駅で長時間停車します」とのアナウンス。
レールの歪みで強制下車
新居浜駅は定刻通り発車したが、「この列車は伊予西条にて運転打ち切りです」とのアナウンスで強制下車。暑さで線路が歪み、運行できなくなったようだ…。
伊予西条駅構内は混雑。タクシーを呼ぶ人、西条の知り合いに電話をかけて今治・松山へ送ってもらおうとお願いする人も数多くいた。19時では松山方面のせとうちバス(特急バス)はすでに最終便が出ており、バスで松山に向かうことはできない。
払い戻しの列。長蛇の列だったので、後日松山駅に出向きそこで払い戻しをお願いすることにした。
ここで、松山に向かう手段は以下の4つ。
1) 自転車を組み立て、今治駅まで30km自走→特急しおかぜで松山へ【到着予定時刻22時】
2) 自転車を組み立て、桜三里を越え松山の自宅へ50km自走【到着予定時刻23時】
3) 伊予西条駅前のホテルで宿泊し、翌日の特急で松山の会社へそのまま出社
4) 西条・新居浜周辺の知人に電話し、送ってもらう
1) と2) ではそこまで時間が変わらないことから、初めは1) を選択してそのまま松山に向かうことにしていた。3) は翌日動くかどうかわからないのであまり好ましくない。4) は日曜の夜遅くだったのもあり、迷惑になると思った。
振替輸送(自転車)の始まり。
小松方面に向かうと思ったよりも真っ暗、しかも暑い。
国道11号をずっと走ると松山に行ける。
こうやって走っているとTwitterのDMの着信。「西条から送っていけるけどどう?」とても嬉しかった。旧丹原町から松山へ1時間ほど車で送ってもらい、松山に着いたのは22時。
移動中の車の中から見えた桜三里はとても怖かった。ここを自転車で走っていたら事故に巻き込まれたかもしれない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?