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2023.03.19 松山~内子~双海~松山

国道56号 松山市~伊予市

 この日は天気は1日中晴れの予報。当初は泊まりで佐田岬半島や、宿毛など少し遠出をしたかったのだが、土曜日に休日出勤が入ってしまった。そこで、日帰りでどこか行くことに。Twitterで「犬寄峠の菜の花が綺麗」という情報を手に入れ、そこに行くことに。ついでに内子町も行ってみよう。

 国道56号で南下。菜の花も歩道に咲いている。

 前方に見えるのは松山自動車道、右に見えるのはJR予讃線。松山と大洲を結ぶ新線として、1986年に開通した区間。

 犬寄峠への上り坂が始まる。宇和島76km、内子24km。

 伊予市大平地区。

 国道56号から右側にある犬寄峠の旧道へ。1970年までは直進方向の現在の道はなく、右の道が国道56号であった。

犬寄峠旧道

 旧道との分岐点にあるラブホテル。

 「一度は訪れてみたい ウワサのお風呂 いい気持ち!!いい湯だな!!入ってみたい!!」

 「1月1日をもってしばらく休業致します」いつの1月1日なのか??

 犬寄峠の旧道が始まる。1車線の山道が続く。

 火葬場の前を通過。

 道路の真ん中に草が生えている。

 ヘアピンカーブで上っていく。

 ガードレールも古いものが残っている。これは国道時代のものなのか?

 国道56号の現道も見える。

 上り坂が続く。

 売物件らしい。

 峠までの旧道にも菜の花。

 沿道には採石場もあり、今でもこの道は使われている。

 急カーブも多い。

 視界が開けてきた。

 標高300mの丘の上。ここでも桜は咲き始めている。

 犬寄峠はもう少し先。

 ここが犬寄峠の最高地点。民家が並び、峠の頂上とは思えない風景。

 白看板が置かれている。大洲36km、双海(伊予市)10km。

 電灯の形がどこか懐かしさを感じる。

 大正時代の道標。

犬寄峠(佐礼谷)の黄色い丘

 黄色い菜の花が見えてきた。

 「犬寄峠の黄色い丘」という名前が付いている。かつてはみかん畑だったのだが、2012年から花を植え始めて整備した。

 歩いている人も多い。コンサートも開かれていた。

 丘一面に菜の花が咲いている。

 犬寄の集落を展望。

 北側を見ると松山、伊予、松前の街並みが展望できる。

 南側は松山自動車道の中山SIC付近が見える。現在4車線化工事中。

 菜の花だけではなくミモザの木もある。

 目の前をトゥクトゥクが走っていった。

 キッチンカーでカレーを売っていた。カレーとマンゴージュースのセット。

 内子方面へ出発。

 菜の花と愛車を撮影。

 犬寄峠・内子側の下りは旧道ではあるが2車線。

 左には国道56号、右には松山自動車道。

 下り坂の途中。

 国道56号に合流した。ここは左に曲がって内子方面へ。

犬寄峠~中山SIC~道の駅なかやま

 現道の犬寄トンネル。主要国道にしてはやや狭めの道幅。

 現道の犬寄峠は標高290m。

 中山SICに寄ってみる。開通記念の植樹をちょうど行っていた。

 中山SICの入口。

 インターチェンジのランプ進入路は長め。入口と出口が離れている特殊なランプ形状。

 2車線なのだが道幅が狭い。

 国道56号に戻ってきた。

 「道の駅なかやま」にて。栗ソフトクリームを食べて休憩。

 ゆるキャラもロードバイクに乗っているのは愛媛県らしい。

 国道56号で南下し内子町方面へ。

道の駅なかやま~内子

 旧中山町の中心部。川沿いに工場や民家がある。

 国道上からも菜の花が見える。寄り道してみよう。

 JR予讃線(新線)はここも高架の線路。

 再び走り始める。内子まで10kmほど、ややカーブは多いが走りやすい道。

 国道沿いを流れる川は「中山川」という。

 左に見えるのは松山自動車道の城廻橋。

 河原にも菜の花が咲いている。

内子町中心部

 国道を離れて内子町の中心部へ。

 古い店舗が並んでいる。

 「ひな人形 五月人形 おもちゃ りぼん」

 「内子・歴史民俗資料館 商いと暮らし博物館」薬屋の店頭を再現している。

 内子座の前で記念撮影。ここも2022年8月に訪れている。

 「8ミリラメラの専門店」

 「8ミリカメラがおもしろい」

 郷之谷川の枝垂れ桜を観に来た。来ている人も多く、にぎわっていた。「どこに行くの?」と聞かれたので、「これから双海まで行きます」と話したら驚かれた。

  近くのスーパー「フジ」の看板は他店舗と違い茶色なのだが、これも京都のコンビニと同じように景観に配慮したのが理由なのか?

内子~大洲市柳沢(県道54号串内子線)

 ここからは双海方面へ山越えの道を走る。県道54号串内子線という路線名。

 最初は2車線。

 少し走ると1車線。納車待ちのジムニーシエラが届いたら、ぜひ走ってみたいような道。

 再び2車線へ。愛媛県内ではこのような一部分だけ離合できるよう、2車線に拡幅する改良を多く見かける。

 再び1車線に。上り坂が続く。

 この日は晴れていたのだが路面は濡れている。

 山の中ではあるが、桜も咲いている。

 ここで内子町から大洲市へ。

 大洲市に入ると視界が開けてきた。ここは柳沢という地区名。

 道路沿いも春を感じる風景。

 この道で双海に向かうつもりだった。

 丘の上の開けた景色の中を進んでいく。

 道幅はとても狭い。

 柳沢地区の中心地。ガソリンスタンド併設のAコープ、小学校の跡がある。

 ここでも菜の花が綺麗に咲いていた。

 さて、「田処」と書いてある方向へ。

 小学校のプールも残されていた。この小学校は2011年に閉校となった。

 ここには保育所もあったそうだ。

 酒屋もあった。

 矢落川に架かる橋の上から菜の花と愛車を撮影。

  大洲市の田処地区に到着。伊予鉄のバス停もあったのだが、今では路線バスは廃止されたようで隠されている。

 交差点を左へ…。

 予想外の展開。なんと通ろうと思っていた道が通行止め。

 工事中のため通り抜けはできないそうだ。

 そこでこの先どうやって松山に帰るか、3つの案を考えた。選ばれたのはB案。

A案)大洲市柳沢から内子に戻り、内子駅から特急宇和海で輪行
B案)通行止め区間を迂回する林道を通り、双海に出る。双海から松山まで自走。
C案)通行止め区間を迂回する林道を通り、双海に出る。伊予上灘駅あたりから輪行して松山へ。

 上記ルートとなる。最高標高は800m、1車線の林道ということは地図やストリートビューから読み取れた。現在地の標高は200mほどなのでかなり険しい道のりということが分かる。

大洲市柳沢~伊予市双海

 少しだけ県道を走っていく。

 ここで林道に分岐。

 林道に入っていくと上り坂が始まる。最初は5~7%くらいであまり急ではない。

 見晴らしのいい道が始まる。

 左折して双海方面へ。

 山奥の集落の上を通過。

 15%の上り坂が始まる。急カーブと急坂を組み合わせた山道が始まる。

 舗装も無くなった。未舗装急坂で、車輪を滑らせながら登っていく。

 切り通しを進んでいく。

 まだ景色は冬。

 分岐は左へ。

 舗装は所々でコンクリートのものがあるが大半は未舗装。 

 ここは直進。

 標高は800mを超えて少し肌寒くなってきた。

 横からNTTの電波塔の管理用の道路が合流してくる。

 NTTの電波塔。ここを境に道は下り坂に変わる。日没まではあと1時間を切っているので、明るいうちに双海に出なければ。

 荒れている道を進む。倒木も多め。

 グラベルロードだからこそ走れる道。未舗装の下りを進んでいく。

 やっと県道に出てきた。この道を下って行けば双海に出る。

 双海で夕焼けを眺めるのを期待していたのだが、間に合わず。薄暗い中、海まで下っていく。

 当初走る予定だった県道54号に合流。

 こちら側にも通行止めの案内がある。

 「県道226 愛媛県」普通は「県」の文字がつかないのだが、ここは珍しい。

 愛媛県独特の「起点」シールがガードレールに貼られている。

 森の中を下っていく。

 ちょうど日没。

 民家が見えてきた。

 4階建ての学校脇を通る。

 国道378号に合流。

 松山まで30km。

 夕焼けには間に合わなかった。

 松山方面の明かりが見える。

 道の駅ふたみにて。もう閉まっていたので自販機で飲み物とカロリーメイトを買っただけ。エミフルまで15km、自宅までは25kmほど。あと少し。

 伊予上灘駅辺りから輪行も考えたのだが、袋に入れるのが面倒なので自走で松山まで行くことに。

 国道378号沿いは民家も少なく、暗い中を進む。

 国道56号に合流。

 途中でエミフルに立ち寄ってやよい軒で夕食。そこからも走って松山へ。自宅に着いたのは21時を過ぎていた。

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