転機
義姉のこども、私からみれば、姪が、結婚することになりました。
羽子板を贈られた、持ち主です。
結婚すれば、環境も変わるし、羽子板も、要らなくなります。
これが、義姉に持って帰ってもらう、最後のチャンスだ、と思い、再び、玄関の目につくところに羽子板を置いておきました。
でも、やっぱり、何日経っても、持って帰る気配がありません。
義姉は、ほぼ毎日、姑の様子を見に来ています。
だから、いつでも持って帰れるはずなのですが、今回も無視しています。
「駄目か。」義姉に持って帰る気はないのか。
ならば、このまま、燃えるゴミに出してしまおうかな。
「いいんじゃない?」
義姉は、持って帰る気がないんだし、どう処分しようと、文句は言われないでしょう。
そう考え、次の燃えるゴミに出そうと、思っていました。
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