朝食と夕食のダイエット上の違い 時間栄養学 食をテーマに 3
朝は王様のように
昼は貴族のように
夜は貧者のように食べよ
これは西洋のことわざです。エビデンスがなかった時代にも、こんなことわざがあったとは、驚きです。
昔の人は知恵がありました。健康を維持するためには、食べ方があることを知っていたのでした。
体内時計が人間の生態を支配していることを、実際の生活で感じ取っていたのでした。
朝食をしっかりとった場合、昼間の活動エネルギーとなります。
これは夜の4倍の発生量となるのです。
それに朝食を欠食すると、低血糖状態となり、グルコース(ブドウ糖)を栄養としている脳がエネルギー不足となります。
これでは、勉強をするにしても、仕事をするにしても、効率が落ちてきてしまいます。
体温も低くなるので、免疫力を下げてしまいます。
ダイエットとしても得策となりません。朝食の欠食により、体が防御反応を起こし、飢餓に備えて、脂肪をためこもうとします。
人間は長い間、飢餓の恐怖にさらされてきたので、防御反応があるのです。
朝食の欠食により、昼、特に夜に過食をすると、肥満の原因となってしまいます。
夜のほうが、脂肪がつきやすいのです。
このように朝食は、実に大切な一日の始まりを意味するです。
参考文献 時間栄養学 時計遺伝子と食事のリズム
香川靖雄 編著 女子栄養大学出版部
作品掲載 「小説家になろう」
華やかなる追跡者
風の誘惑 他
「エブリスタ」
相続人
ガラスの靴をさがして ビルの片隅で
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