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【紹介】クィアなBitsyゲーム特集

先日、令和ビデオゲーム・グラウンドゼロにゲームエンジン「Bitsy」を紹介する記事を寄稿しました。

記事でも触れたようにBitsyコミュニティには親マイノリティ的な側面があり、以前紹介したSlug Lifeなどクィアなテーマを扱う作品も多数存在します。今回、上の記事内では紹介しきれなかったクィアなBitsyゲームをまとめてみました。ほとんどが数分でプレイできる短編です。

このリストは決して網羅的なものではなく、多くの作品を作っているクリエイターの場合は二作ほどをピックアップしています。
紹介した作品の中には激しいトランスフォビアなどを描いたものがあります。ゲーム掲載ページにCW(Content Warning:内容に関する注意)がある場合、そちらもご確認ください。
また、性行為の前後を描く作品もいくつかありますが、露骨な画像表現はされていません。

"queer picnic" より

町にはつらいこともあるけど、素晴らしい場所が見つかるかも(紹介記事

トランス女性が深夜のランドリーで受けたハラスメント被害を描く

巨大ロボ(?)に乗ってノンバイナリ同士でいい感じに会話しよう
"You know, stomping around, being generally gay"

トランス女性の視点から、ある関係の終わりを振り返る

引退後のカムアウト、カウガールの誕生

新たな身体を手に入れるための長い、長い旅路

ネットの友人のことって案外知らないこともある(ないかも)

Stardew Valleyのクリントの身体表象をめぐる考察

BDSMトップ役の悩みとそれへのサポート

ドラァグナイト初参加の体験記

今日はクィア・ピクニックに初参加。楽しみだけどちょっと不安、何を持って行こう?

(草を)採って(自分を)見つける

「クィアなんだけど、それって正しいのかな?」
はいかイエスの二択で答えてね

性別違和についての日記/内省

トランスフォビアとそれがもたらす死。でもあなたは一人じゃない。
最後に希望が示されますが、かなりつらい描写が続きます

トランスフォビアのただよう環境での、お泊まり会での会話。

性別違和についての内省(ツイッターの下書き)。脱げない鎧としての身体

性別移行、あるいは生まれ直し

プロモン図鑑

美容院で受けたアグレッションを再現。トランス女性の「パス」に関する他人からの押しつけ

レズビアンふたりの初デート。Very Gay

(フランス語)いざ3人でBDSM……でもまずはハーネスを探さないと

Alicia Luna Ripp "I am feeling things" の二次創作。本編後のピロートークから始まる。タロット占い付き

男子トイレでトランス女性とアセクシャル男性が出会う

マスキュリンな石になることにしたロッキーの一日

(フランス語)アイデンティティを探す彷徨(errance)。自身をカテゴライズすることには利点もあるが、常にそこに居続けねばならないわけでもない

AIDSとの闘いの歴史。第三話まで公開中。第一話では図書館を訪れて文献を探し、第二話では12月1日「世界エイズデー」に行われたストリートアクションが描かれる。第三話(フランス語のみ)はフランスのニームでゲームフェスが開催された時に作られたもので、ニームでの活動の歴史などさまざまな情報を紹介している。

大作スペースオペラ。Twineなどとの組み合わせ。残念ながら続編はまだ公開されていない模様。

『ゆめにっき』の窓付きをトランス女性として読む。『He fucked the girl out of me』にも影響を与えた作品。

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