見出し画像

アンチ¿¡鬼滅の刃・・・7

いよいよラストです!!
いままでお読みいただいた皆様、本当にありがとうございます。

レビューを見ていて辛いことがもたくさんありましたが
そういう時は絶賛のレビューを見て、心を癒しておりました……笑


最後となる今日は、20巻~21巻の感想から、鬼滅の刃に対するご意見を見ていこうと思います。

*20~21巻以外の感想を含んでいると思われる内容は除外しております。

=========================
1巻目に関する内容は こちら です。
2巻~4巻目に関する内容は こちら です。
5巻~9巻目に関する内容は こちら です。
10巻~13巻目に関する内容は こちら です。
14巻~16巻目に関する内容は こちら です。
17巻~19巻目に関する内容は こちら です。
=========================


★20~21巻の目次です。復習。

【20巻】
【170話】「不動の柱」
【171話】「変ずる」
【172話】「弱者の可能性」
【173話】「匪石之心が開く道」
【174話】「赤い月夜に見た悪夢」
【175話】「後世畏るべし」
【176話】「侍」
【177話】「弟」
【178話】「手を伸ばしても手を伸ばしても」


【21巻】
【179話】「兄を想い弟を想い」
【180話】「恢復」
【181話】「大災」
【182話】「激怒」
【183話】「鬩ぎ合い」
【184話】「戦線離脱」
【185話】「匂いのない世界」
【186話】「古の記憶」
【187話】「無垢なる人」


他のマンガと比べわけではないのですが
1文字、2文字のタイトルというのは珍しいのではないかと思います?
(お詳しい皆様、いかがでしょうか?)


しかも、素朴で簡単な言葉。
それだけに鬼滅の刃という作品が人間の「本質的なところ」に視点をあてているように感じました。読者に考えさせる一方で、「共感できるかどうか」という危うさもあったのかな……とも思ったりしました。


子供が欲しがるので全巻購入しましたが、親の感想としては残念な漫画です。キャラクターに個性を出そうとしているのはわかりますが、何もかも取って付けたような設定なので入り込めず、どのキャラも好きになれないのが最大の欠点。今も昔も感性は変わらないと自負しておりますが、ストーリーと世界観ありき、そこに必然的に生まれるキャラクターでこそ双方に魅力が生まれます。
とは言え、これがヒットしたのは現実。時代は変わったのだと納得するしかない。本誌で終わってくれてもうじき買わずに済むようになるので安堵しました。
アニメは我妻善逸が煩わしいと思うくらいで、非常によく出来ていたと思います。
漫画ではよくわからない技の描写もなんとなくわかるし(漫画では何をしてるのかわからない上に解説もないので意味不明なのです)、
後付けご都合主義的な展開も勝手に話が進むことでなんとなくスルー出来ます。

しかし考える間が与えられる漫画では、その辺の絵として見たい描写、
話として理解したい説明がごっそり抜け落ちているため、読み進めるのがかなりつらくなります。
「え、それありなの?」という後付けご都合主義的な展開が話が進むにつれ増えていくのも、素直に納得して読み進めにくい理由の一つだと思います。
伏線からの「あー、なるほど!」展開的快感はこの漫画には期待できません。
大袈裟ですよ。バトル漫画なのに戦いに奥深さなど一切ない。ただのチャンバラごっこ。グッとくるはずの場面が意外に分かりやすいし王道すぎてつまらん。
呼吸のエフェクト?のようなものがあまりにもダサかった。せっかく月の呼吸というかっこいい感がある呼吸なのに絶妙にダサい。ダサすぎる。もう少しトーンを使ったりとかなにか工夫するべきだったと思う。アンチではなく結構好きな漫画ではあるのでより残念に思いました。アニメ2期、3期やるとしたら、月の呼吸エフェクトかっこいいといいなぁ。
作品を通して受け付けない部分が多かった。
まず人間と鬼の倫理観がズレていること。鬼も人を食わなきゃ死んでしまうから喰っているのにそれが完全悪の様な扱いを受けているのが少し違うような気がした。別作品の名前を出すのもアレですが東京喰種のグールの立場と鬼の立場は似ている。東京喰種ではどちらも悪くない様に描かれているがこの作品ではあくまでも鬼は完全な悪。倒した時もそれが完全な正義だと思わせるような描写が自分とは合いませんでした。
次にラスボスの圧倒的小物感。わざと演出しているのかもしれませんが自分は受け付けなかった。ラスボスにはもう少しカリスマ性が欲しかった。
最後に時折入ってくるギャグみたいな物が滑っていて共感性羞恥を感じて少し耐えられなかった。
以上ですがこれは一個人の意見ですしこの作品の全てが駄目だったと言っている訳ではありません。むしろ面白い部分も多かったので最後まで読めました。



今思うと、連載の終了時期が決まっていたのでしょうか?少しアップテンポだったようには感じられていましたが、今回はそのようなレビューが多く見られました。それだけ、ずっと読み続けられていた証拠でもあり、辛さを半減してくれました。(とてもポジティブな解釈……)

そのようなことで、7回にわたって、鬼滅の刃の単行本のレビューを、しかもネガティブ内容を取り上げる……という奇異な企画を行ってみましたが、何か少しでもお役に立てる内容がありましたら幸いです。


追伸:この本に限ったことではないですが、とくにマンガの本では本のレビューではなくショップや配達の不満が本のレビューに入っていることが多いので、よーくレビューをチェックしないと本当の評価はわからないですね。
(肌感覚では30%くらいのレビューにおいて、本の内容ではないレビュー内容が加味されている……と思います。)


また、続編が出ましたら、書き足したいと思います……。


明日から何を書こうかな…… (;'∀')

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?