5.INDIES SHORT MV

 ここまで読んでいただきありがとうございました。ようやくここから本題です。ここまでの背景があり、私は「INDIES SHORT MV」という新たな施策を考案しました。

 「INDIES SHORT MV」とは、

MV+(速い、安い、認知特化)

を約束するインディーズアーティストのための施策です。

 アーティスト達はもちろん通常のMVもこれまで通り制作していくべきだと思います。しかし本数を撮るのであれば年1〜2本に絞り、その代わり1本にかける予算を増やすべきです。そうしてクオリティの高いMVを受け皿として用意しておき、ショートMVで認知を獲得しそこへ誘導する。これが集客増のためにアーティスト達がしていくべき動きだと私は思っています。

・速い、安い、認知特化

 通常のMV制作には
依頼→ヒアリング→ディレクション→絵コンテ、ロケハン等→撮影→編集
といった流れがあり、依頼から納品まで時間を要します。
 それに対してINDIES SHORT MVでは、曲の一番いいところのみを白ホリ(白バックのスタジオ)で統一して撮影するので、ヒアリングからロケハンまでを省くことができます。これにより速く安価での制作を提供することができます。
 認知特化は以前の記事で書いてきたことですが、付け加えると一度の撮影でソロの方は5〜7曲。バンドで3〜5曲の撮影が可能です。つまり、曲の数だけ認知獲得のチャンスが増えると考えて下さい。

 また、音出しができる白ホリスタジオは個人でレンタルするとかなり費用がかかりますが、参加アーティスト達でシェアすることで場所代を分散します。故に持ち時間は1時間となってしまいますが、「曲の一番いいところのみ」という決まりが短時間での複数曲撮影を可能にしています。

 唯一問題があるとすれば、この「参加アーティスト達でシェア」という点です。つまり、1組だけでは実施することができません。

・私の関わるインディーズアーティスト達に天下をとって欲しい

 ここまでいくつもの記事で説明してきまきたが、私はこの施策がインディーズアーティスト達のためになると信じています。これまで真摯に制作に向き合ってきた私の一つの答えであり、挑戦でもあります。
 私との制作で世の中に風穴を空けて下さい。あなたのメッセージを待ってます!

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