不動産テックのスタートアップ

不動産業に投資をしたいという話をよく聞きます。私のところにも、そういった相談がきます。

NTTデータ不動産テック動向調査

ITと不動産のいわゆる、不動産テック分野はまだまだブルーオーシャンだということで何かいい、投資案件、事業案件ありませんか？っていう話が多いです。

そういった投資家が求めているのは、IoTだとか、AI使ってだとか、最新技術を使ったもの。そこにしか興味がない。

たしかに大事です。IoTとAIは不動産業を便利にしてくれます。

ただ、それだけが不動産業の本質的な課題解決につながるわけではなく、一定のところで上限がきます。要するに、世界的な投資家が求める程度のスケールはしないと私は考えています。

また、最初に添付したNTTデータの調査結果にもありますが、不動産業者よりも、他業界の人たちが盛んに投資をしているようです。

昔を言えば、IT系の会社が始めた、Homesは設立当初、不動産業界を変える、ディスラプターになりえる理念を持っていましたが、ビックデータ分析の方向へピボットしました。

その次で言えば、仲介手数料を無料？毎月定額？で探してくれる会社、これもIT系の会社が始まりでした。名前忘れましたけど、、、そこは結局ビジネスモデルの崩壊でもうないのかな、、、

近年で言えば、SONYが始めたSONY不動産。彼らも、Homes全く同じ道を歩んでいて、ビックデータ分析等へ移行中です。

ピボットすることは全く悪いことではないし、むしろいいことだと思いますが、注目されていた企業はなぜピボットしてしまうのか？私なりに考えた原因は大きく2つ

・不動産業界の既得権益は崩しにくい

・不動産業出身で不動産に熟知している人が戦略の中心にいない

こんなところだと思います。

そんな私は、今度仕掛けます。6月中にはβ版リリースする予定です。

是非楽しみにしてください。

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