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第1話:コロナで住宅市場どうなる?大予想!

【今日のテーマ】
コロナによる住宅市場への影響と今後の予測
1.新築マンション
2.中古マンション
3.戸建

今日の内容に関連して、動画を配信しておりますので、もし動画の方が宜しい方がいらっしゃいましたら、こちらをご覧ください。

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「第1話:コロナで住宅市場どうなる?大予想!」

【略歴】
●過去、東証一部大手不動産会社にて不動産業務に従事
●合格筆記試験:宅建士/不動産鑑定士/証券化マスター等
   ・宅建は2ヵ月の勉強期間で合格
   ・不動産鑑定士試験は直前答練で全科目総合全国1位
●法人、個人どちらの顧客にもサービスを提供
●約200~300億円ほどの物件取引に従事
●ほぼ全てのアセットを取り扱わせて頂きました
 (住宅、オフィス、商業店舗、ホテル・旅館、物流、工場等
●インバウンド投資の海外投資家と取引経験有
●J-REITと不動産取引経験有

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1.新築マンション

売主は不動産デベロッパー

(1)コロナによる影響

◎モデルルーム来訪者減少
(例、オリンピック選手村「晴海フラッグ」もモデルルーム販売延期を発表)
◎2020年4月の首都圏マンション販売戸数は686戸で、前年比約50%減で、過去最少件数

(2)新築マンションの今後の予測

◎現状、首都圏新築マンション平均販売価格は7300万(2013年には5800万台)
◎大きく価格が下落することは考えづらい
◎マンションデベロッパーの寡占化が進んでおり、各社の体力がある(大手のデベロッパーの販売供給戸数比率は約46%(2018年))
◎価格を大幅に下げて売り急ぐ必要はない。
◎また、リーマンショックの時とは異なり、株価への影響があまり大きくない。
→従って、物件の人気の引合いを見ながら、個別に物件価格を決めていくはず。

2.中古マンション

売主は、個人や不動産デベロッパー以外の事業法人も多数

(1)コロナによる影響

◎2020年5月首都圏成約件数1692件(前年-38.5%)
◎都心5区に限ると、2020年3~5月の成約件数で675件、平均成約価格約5986万(前年-36.7%)

(2)中古マンションの今後の予測

◎資金化を急ぐ中小企業や個人が増え、中古マンションの在庫が増える可能性がある
◎在庫が急増すれば価格が下がる可能性があるものの、新築マンションの価格が下がらないなか、中古マンションへ流れてくる人が増えると予想され、需要が底堅いと考えられるため、大幅にマーケットが下落することはないと思料される。

3.戸建

新築の場合は、不動産デベロッパー
中古の場合は、個人や不動産デベロッパー以外の事業法人も多数

(1)コロナによる影響

◎2020年5月首都圏成約件数779件(前年-20.5%)

(2)戸建ての今後の予測

◎アベノミクス以降、マンションと異なり、価格に大きな変化なし。
◎空き家問題も表面化(総務省が26日発表した2018年10月時点の住宅・土地統計調査によると、国内の住宅総数に占める空き家の割合は過去最高の13.6%。戸数も過去最多の846万戸 )
◎需要に対して、供給が増加
(少子化問題にも関連して、都心のアクセスの良いマンションを希望するDINKSも増加)
◎長期的に価格は下落傾向

以上になります。いかがでしたでしょうか。

もしまだ動画を見られてない方につきましては、
上記の動画を一度ご覧頂けましたら、より理解頂けるかと思います。

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