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第21話:日本カジノの不動産への影響!?

【今日のテーマ】
日本カジノの影響
1.IR(カジノ含む統合型リゾート)の概要
(1)法案
(2)IR(統合型リゾート)とは?
(3)今後のスケジュール
2.カジノ法案のメリット
3.カジノ法案のデメリット
4.日本国内の候補地

今日の内容に関連して、動画を配信しておりますので、もし動画の方が宜しい方がいらっしゃいましたら、こちらをご覧ください。

不動産の辞書チャンネル
「第21話:日本カジノの不動産への影響!?」

【略歴】
●過去、東証一部大手不動産会社にて不動産業務に従事
●合格筆記試験:宅建士/不動産鑑定士/証券化マスター等
   ・宅建は2ヵ月の勉強期間で合格
   ・不動産鑑定士試験は直前答練で全科目総合全国1位
●法人、個人どちらの顧客にもサービスを提供
●約200~300億円ほどの物件取引に従事
●ほぼ全てのアセットを取り扱わせて頂きました
 (住宅、オフィス、商業店舗、ホテル・旅館、物流、工場等
●インバウンド投資の海外投資家と取引経験有
●J-REITと不動産取引経験有

【運営メディア】
ブログ, Youtubeチャンネル, Twitter, Line@, ヒマラヤ

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1.IR(カジノ含む統合型リゾート)の概要

(1)法案

① 概要
2016年12月 統合型リゾート(IR)整備推進法案
通称「カジノ法案」が成立

正式名称
「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律」
→統合型リゾートのため、単にカジノを作るだけではない!

②法案の目的
・観光客を誘致し、観光業とエリアを活性化させ、財源増加
・カジノ施設があるため、適切に管理・運営が必要

(2)IR(統合型リゾート)とは?

①様々な施設を有する
カジノ、ホテル、劇場、ショッピングモール、アミューズメント施設、レストラン、スパやプール等の施設、MICE施設etc…

②世界のカジノ
・シンガポール:屋上プールで有名なマリーナ・ベイ・サンズ
・マカオ:アジア最大のカジノ(現在、世界一の売上)
・ラスベガス:誰もが知っているカジノシティ
・モナコ:ヨーロッパの豪華なカジノ
・韓国:日本から最も近い他国のカジノ

(3)今後のスケジュール

①「IR推進法」成立
  ↓
②「IR推進本部」設置
  ↓
③{IR整備法(実施法)」成立
  ↓
④「ギャンブル等依存症 対策基本法」成立
  ↓
⑤「カジノ管理委員会」発足
  ↓
⑥基本方針の策定
  ↓
➆候補地の正式決定(3カ所)
  ↓
⑧IR事業者の選定
  ↓
➈IR開発→開業

2.IR法案のメリット

(1)観光による経済効果

外国人観光客を誘致し、経済の活性化、財源確保
(例、中国人の爆買い)

(2)インフラの整備

IR施設建設やIR施設までの交通等のインフラ整備等

(3)雇用の促進

IR施設内の様々な施設での雇用が生まれる
(例、シンガポールのマリーナベイサンズもカジノ比率は高くなく、その他宿泊施設、レストラン等で従業員が多数従事)

(4)エリアの不動産需要増大

不動産価格や賃料上昇の可能性

3.IR法案のデメリット

(1)ギャンブル依存症の誘発

日本は世界的に見てもギャンブル好きが多い
(理由は、パチンコの大衆化)
→従って、日本人の入場制限が設けられる

(2)周辺エリアの治安悪化

外国人観光客や国内のギャンブル好きが
集まることによるエリアの治安悪化

(3)マネーロンダリング(資金洗浄)

カジノに犯罪資金が流入する可能性…

(4)汚職の発生を誘発

4.現在の候補地

スクリーンショット (3377)

現在、横浜と大阪が有力候補地とされる!
➡決定された候補地は今後不動産価格に大きな影響

以上になります。いかがでしたでしょうか。

もしまだ動画を見られてない方につきましては、
上記の動画を一度ご覧頂けましたら、より理解頂けるかと思います。

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