リード獲得にCriteoのダイナミックリターゲティング広告を活用する。
リード・商談獲得支援のマーケティングツールを提供するSmartApproachです。今回は、マーケティング領域の中でもSmartApproachが注力しているナーチャリング(育成)でCriteoのダイナミックリターゲティング広告を活用する流れを紹介しています。Criteoは、コマースメディアプラットフォームと自称しているだけあってECサイトに非常に親和性の高い広告媒体ですが、それ以外のBtoC商材や一部BtoBでもリード獲得で効果的に活用できることがあります。
なぜ必要なのか?
Criteoは、ダイナミック(動的)リターゲティング広告が有名な広告媒体です。商品の閲覧履歴を活用して、自動で商品画像を組み合わせた広告を配信することが特徴で、ECサイトでの導入が多い媒体になっています。
サイトに設置したタグによってAIが分析して最適なリターゲティング広告配信を行なってくれるため、コンバージョン(リード)獲得につながりやすいのと、CPC(クリック)課金で他のWeb広告媒体と比べてクリック単価も低コストなため、以下の条件に当てはまる場合は検討してみると良いです。
・最低出稿金額50万円以上
・サイトの月間UU数が40,000UU以上
・サイト上で取り扱っている商品数が多い
サイト上で取り扱っている商品数が多く、ナーチャリングも重要な商材の例としては、
BtoCのサービス、プロダクトですと、人材(求人情報がたくさんある)、不動産(物件情報がたくさんある)、海外旅行(行き先情報がたくさんある)、学習塾(コースがたくさんある)などが挙げられます。また、BtoBのサービス、プロダクトでも、卸売・レンタル(商品情報がたくさんある)、コンサルティング(ソリューションがたくさんある)などがあります。
何をするのか?
ダイナミックリターゲティングでは、フィード(商品カタログ)の作成と、タグ設置(トップページ、一覧ページ、商品詳細ページ、購入(申込)開始ページ、コンバージョンページそれぞれに別々のタグ設置が必要です)が必要です。また、広告フォーマットごとに仕様が細かく決まっており、アセットと呼ばれる素材を用意する必要があります。
①Criteoタグを設置する。
Criteoのタグ設置は、eコマースプラットフォーム連携、Google タグマネージャーを利用して設定、直接ページにタグ設置の3パターンがあります。
ここでは、Googleタグマネージャーを利用する流れを紹介します。Criteoタグは、サイトにデータレイヤーを設定しておく必要があるため、Googleアナリティクス4で拡張eコマース設定をしている場合と、データレイヤー設定をしていない場合で、方法が異なります。
拡張eコマース設定をしている場合は、 Criteo の拡張 eコマース用のGTM Container Enhanced Ecommerce – SHA .jsonというファイルをダウンロードして、Googleタグマネージャーで管理からコンテナをインポートで設定を行います。データレイヤー設定をしていない場合は、設定からはじめます。
②フィードとアセットを準備する。
商品カタログ(商品フィード)のフォーマット(CSV、XML)で、次のようなフィールド(項目)を用意します。(必須と任意
id単一商品を表す一意の識別子。商品SKU指定推奨。title通常、商品詳細ページに表示される商品名。バナーで商品名として表示される。link通常、特定の商品に固有の商品詳細ページURL。ページ内商品情報とカタログ内商品情報が一致していなければならない。image_link特定の商品の画像へのファイルパスを指定するURL。このURLで指定された商品画像がバナーに表示される。priceバナーに表示される商品価格。ウェブサイトと同じ通貨である必要がある。
まとめ
条件はありますが、相性の良いサービス、プロダクトの場合は、ぜひ試してみてください。
SmartApproachは、データ分析によってリード、商談獲得を支援するツールです。具体的な設定や運用方法でお困りの場合は、ぜひご相談ください。
SmartApproachのテスト利用に付き合ってもいいよ(無料です)という企業さんや、事業立ち上げ手伝ってもいいよ(今6人ですが、ほぼ副業メンバーです)という方がいらっしゃいましたら、ご連絡いただけますと嬉しいです。よろしくお願いいたします。