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5月読んだ本

頭が冴える!毎日が充実する!スゴい早起き(★☆☆☆☆)
参考になることが書いてあるが10ページに収まる内容。後半は英語学習方やメンタル維持などの話に逸れていて、「早起き」を期待して読むならば少し残念。

悪役令嬢はしゃべりません(★★★★☆)

人望が集まる人の考え方(★☆☆☆☆)
具体的な方法論が書かれており実践するのが容易なのは良。ただ自信満々に著者が主張している割に、客観的証拠を提示していない。元のソースも怪しそうな場面もあった。論理的・合理的な説明を求めている人には向かない。一方でそういった理論はすっ飛ばしても著者の主張を受け入れられるなら良書になる。

仕事ができる人は知っているこびない愛嬌力(★☆☆☆☆)
実践しやすい内容、また性格別におすすめの行動を示しています。ただ、これを読むなら4月のnoteで紹介した『入社一年目の教科書』が実は本書と書かれてることがほぼ同じで質・量ともに上。結局、愛嬌=素直=入社一年目の基礎を怠らないことなんですね。ビジネス書の評価は値段と実用度の差分で評価していますから、良い類書がある本書は★1としました。

ジョイランド(★☆☆☆☆)

人は聞き方が9割(★★★☆☆)

超訳カーネギー 人を動かす(★☆☆☆☆)
同じことを何度も繰り返してページを稼いでるようにしか思えませんでした。主張の根拠も薄く、参照しているリソースも相当少ないです。

ヤニねこ4(★★☆☆☆)

神時間力(★★☆☆☆)

コンサル一年目が学ぶこと(★★★☆☆)

LISTEN知性豊かで創造力がある人になれる(★★★★☆)
「傾聴系」書籍の決定版はこれ。500頁もある分厚いビジネス書ですが、これがあれば「聴く」ことの実用面での本質に迫れる良書(この書籍を読み切れる人はそもそも傾聴力=忍耐力が高そうだけど‥)。文章面や構成面で言えばよくある翻訳書の悪い面がないわけではない。何度も同じことを繰り返してもいるけど、それは逆説的に、本書が芯のある主張と本質を語っていることの証左です。よくある傾聴系ビジネス書の、「こんな時は〇〇しろ!」「△△するな」といった歯切れの良さや、どうでもいい図表が挿入されていることもない。洋書と日本の書籍の違いは、日本はパラグラフリーディングが優勢でざっと目を通す読み方が通用する。実際、洋書を翻訳するとき、あえて段落を増やしたり余白を多くするのはよくあること。だから読みにくいと感じるかもしれないし、ノウハウ本のような体裁が恋しくなるかもしれない。だけど本書にはそういった表面的なことしか語らないビジネス書以上のエッセンスがある。日本のビジネス書を盆栽にたとえるなら、こちらは無限の可能性の種子だ。本書にかかれている内容にしっかり耳を傾けたなら、世に溢れる傾聴本以上に、実践的で応用可能な手法が隠れていることに気づくでしょう。

年収300万円FIRE 貯金ゼロから7年で セミリタイアする「お金の増やし方」(☆☆☆☆☆)
説明が分かりにくい。どこの数字をどの計算式で用いているのか説明不足。投資や経済に疎く算数もおぼつかない私からしてみれば計算式が出てこないのでむしろ分かりにくかったです。あと副業で月10万円はリアリティがない。月十万の支出に抑えるのも節約すぎます。副業の話といい説明加減といい、年収300万円の人に理解可能、実現可能なのか。ビジネス書は想定読者の知的レベルをあまりに低く見積もってる節がありますが、本書はむしろ想定読者のステータスを高く見ているのでは?情報も古いので読む価値ナシ。

新NISA完全攻略 月5万から始める1億円の作り方(★★☆☆☆)
『年収300万年FRE』と同じ著者。それよりは改善されたと更新された情報です。ただ分かりにくさは健在。読んでて気づいたけど、これ、著者のYouTubeや講座に誘導したいんだな。そんな感じが漂ってる。あとはこの人のYouTubeが好きな人とか信者に本を買わせることで最低部数を確保したいのでしょうね。(ズタボロ言ってますが、ストーリーラインを考えた構成であり、いい本だと思います。ただし盲信しないで読めるなら)

最速で仕事が終わる人(★★☆☆☆)

マッキンゼーで学んだ速い仕事術(★★★☆☆)

汝、わが騎士として(★★★☆☆)

仕事ができる 具体と抽象がビジネスを10割解決する(★★☆☆☆)
悪くないのでは。『賢さをつくる』の方が有名だったのでこっちは期待してなかったんですが意外にも本書の方が学びがありました。

賢さをつくる(★☆☆☆☆)
賢さを作る話なのにビジネススキルの話が出てくる。
「5W 1H」で考えよう!要約するとこの一言で十分。具体抽象の往復をするのは『具体 抽象トレーニング』で書かれてたこと。同じ著者の書いた『仕事ができる』とのどちらかを読めば十分。ただ、たちの悪いビジネス書ではなく、本質をついている良書ではあります。

うまくいっている人の考え方(☆☆☆☆☆)
読む価値なし。白紙のようなものです。これが売れてるのは営業や宣伝の力だけじゃないですか。内容は汗を水で薄めたように引き伸ばされて同じことの繰り返し。ソースもなく、著者の根拠のない自信だけに支えられている。この会社の本はこういった傾向が強いですよね。話は変わるんですが、自分には信頼できない胡散臭いビジネス書ばかり出す出版社が何社か思い浮かびましたね。D社(①)、D社(②)、S社のビジネス書は買うときは注意して中身を見てます。D社に関してはKindle Unlimitedが多くて助かってますし、D社はビジネス・経済が強いんですが最近雲行きの怪しい本が増えてる気がします。

これはあくまで、ままごとだから(★★★☆☆)

ついやってしまう体験のつくりかた(★★☆☆☆)
悪くはないのだが応用性に欠ける気がします。元任天堂社員が執筆者であることもあって例えが面白くクリシェがないのですが、ゲーム分野以外に応用できるか?と言う点には疑問符。物語論やゲームクリエイター、ファンクラブなど一定程度の時間・長期スパンで消費者を囲い込むための「体験」には効果的かもしれないが、たとえば化粧品のCMや店頭販売などのマーケティングに対してのソリューションを求める人にはミスマッチな本かもしれないなーと思いました。

年収1億円になる人は、「これ」しかやらない(★☆☆☆☆)
この本である意味がないと思います。他のビジネス書で言われるクリシェばかりで、この本としてのバリューを感じませんでした(ビジネス書を読みすぎてカタカナに侵食されてきた…)。また、「1億円」というのも単なるアジテーションにしかなっていません。「年収1000万になる人は~」でも多分同じ内容になると思いますよ。また内容の半分が精神論とか引き寄せの法則的な話だったのが残念です。これ系の書籍なら、徹底的に個別具体的なスキルを書くか、あるいは応用余地のある理論で攻めるかのどちらかにしてほしいですね。ところどころ胡散くさっってなるところもありますが、悪い本ではないです。






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