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カナダで賃貸物件探し~その12 カヴィの家に入居が決まる

2024年の5月1日にした引っ越しに関するエピソードを時系列で書いています。

今回は、4月20日に、今住んでいる家に入居が決まるまで。

この記事の続きです。

今回は主にカヴィと娘のテキストのメッセージを紹介します。


カヴィから返事が来た

カヴィ(現在の家主)にアプリケーションを出して10日目の4月20日の12時22分。カヴィから娘に、メッセージが届きました。

Hey 〇〇(娘の名前)! Just checking in!
Sorry it’s taken so long but I’ll be checking your mom's references this week!

「やあ、〇〇。元気?
すごく遅くなって申し訳ないけど、今週、きみのママのリファレンスをチェックします」。

リファレンスは過去記事にも書いていますが、彼が私の前の家主に連絡をとり、私が信用できるテナントかどうか調べることです。

娘と彼はFacebookを通じてやりとりしていたのですが、娘はこのメッセージを見てびっくりしました。

I saw he marked the listing as sold so I thought maybe he was renting to someone else
But maybe they fell through

「彼が広告に『売却済み』としていたから、誰か別の人に貸したんだと思っていたけど、うまくいかなかったのかも」。

I feel like he had a first pic and then that person didn't work out so u were the next option
What do u think

「最初に選んだ人がいたけど、うまくいかなくて、次のオプションがママだったんじゃない。どう思う?」

カヴィは娘に

Open to feedback bc it's shorter notice than I'd expected!

「自由に意見を言ってね、というのも、僕が思っていたより連絡が遅くなっちゃったから(引っ越しまでの日数が短いということ)」。

カヴィの家のほうが家賃が安いし、娘の家に近いので、このまま話をできるだけ迅速にすすめるよう返事をしろと娘にメッセージしました。

しかし、娘は私よりも、感じよく話すのが得意なので、彼にこう返事をしました。

Hey! No worries at all, thank you for the update. Sounds great!

「こんにちは。全然かまいません。現状を教えてくれてありがとう。素晴らしいです」。

カヴィは、すべてが順調に進んだら、5月1日からリースできる? と聞いてきましたが、もちろん問題ありません。

リファレンスのチェック

この日は土曜日でしたが、なんとカヴィは、この午後のうちにすべてリファレンスをチェックしてくれました。

具体的に彼はこんなことをしました。

・クレジットチェックをするので、写真付きのIDの写真を送れと言われた⇒PRカード(Permanent Resident Card、永住権保持者 が持つカード)の画像と、すでに*ジョンに送っていたクレジットスコアが書かれた紙の写真を送りました。

*ジョンは、私が最初に入居を決めた家の家主です(詳しいことは、最後にリンクする記事を読んでください)。

以前も書きましたが、家を借りるとき、多くの家主がクレジットスコア(信用状況を数字で表したもの)をチェックします。

今、カナダで暮らしている人で、クレジットカードを持たない人はいないと思いますが、現金決済が好きな人でも、クレジットカードは絶対作ることをおすすめします。

・私のそのときの家主のタマラと、その前の家主のベティーナに電話した。

2人とも留守電になっていましたが、わりと早く折り返し彼に連絡をしてくれて、無事、リファレンスチェックも終わりました。

実際は、ベティーナの番号に電話したら、夫のロビンの留守電になっていたとか、「タマラに、カヴィに電話するようメールで頼め」と娘に言われたので、「頼んだ」と娘に返信したら、「ママ、またぶっきらぼうなメール入れたんじゃないの? なんて書いたの? 私が添削してあげる」と言うから、「こんなメールをしたけど」と文面を見せたりと、娘とせわしなくテキストを交換していました。

以前も書きましたが、タマラはとてもいい人なので、すぐにカヴィに電話した、と私にメールをくれました。

Just got off the phone with him! He sounds very nice. I gave you a great reference as you are an amazing tenant.

「今、彼と電話で話したところよ。すごく良さそうな人ね。とってもよく話しておいてあげたわよ、あなたは素晴らしいテナントですものね」。

タマラがいいリファレンスをしてくれたせいでしょうか、少しして娘が

Omggg bag secured

とメッセージを送ってきました。

secure the bag は、スラングで、「ゴールを達成する」「求めていたものを得る」「お金を得る」という意味です。

この場合は、「やった! 家を借りられることになった」と訳せます。

ジョンとは違い、カヴィに対しては、収入の証拠になるものを見せる必要はありませんでした。

きっと、クレジットスコアで十分だと思ったのでしょう。

カヴィは、最初のメールに「今週チェックするから」と書いていましたが、実際は午後4時過ぎぐらいに、私の入居が決まったと教えてくれました。

引っ越しをしてきてから生じたトラブルに対しても、迅速に対応してくれるので、やはり、私の前に、先に選んだ人がいたのだと思います。

入居が決まったあと私のしたこと

週明けの月曜日、4月22日に、入居の条件であるテナント保険にネットで申し込みをし、

翌日23日に電話会社に電話して新しい住所でインターネットの開設を申し込み

24日の午前11時にカヴィの家に行き、賃貸契約書にサインしました。

賃貸契約書にサインをしてから、先に入居の意思を伝えていたジョンに、「入居しないことにしました」というメールを出しました。

その後はひたすら荷造りに励みました。

4月も終わりになって娘がU-HALLのバンをレンタルしましたが、そのことについてはこちらの記事に書いています。

引っ越し当日のことは、noteを開設した当時のつぶやきに書いています。

これで引っ越し前のできごとはすべて書きました。何か質問がありましたら、コメント欄で教えてください。

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