見出し画像

「氷の上に立つように」の歌詞解釈

ずっと書きたかった小松未歩さんの「氷の上に立つように」から思い浮かんだイメージを書いていこうと思います。
よければ最後までお読み下さい。

以前Twitterにも呟いたのですが、私の大まかな解釈を言うと、
1番は基本、君のいない日々に負けて主人公は君のもとへ行ったのかなぁ、という解釈です。
2番は成長した主人公が望み続けた場所へ、自分の活躍出来る場所で1人になることを決意したイメージです。

氷の上に立つように危なげなこともしたい
思い描いてた夢も形にしてみたい Forever My Destiny

主人公は元々危なげなこと、自分が傷つくかもしれないことには1人ではチャレンジできない臆病な人でした。
そのくせ、いっちょうまえに、思い描いた夢も形にしてみたいと思っていました。
夢へと向かうことにはリスクも付き物それが、わかってるよーでわからない。
リスクなしで夢を叶えたい、なんて矛盾したことを願ってしまう。
甘ちゃんな性質なのは自分の生まれながらに持った宿命だとも思っていました。

君が宇宙のような未知の世界にも飛び込んでいける人(例えば、主人公に何かを教えていた先生?)だったから、例えば宇宙船のように感じた君の用意した車で君が主人公の目の前に現れてくれたら、自分もその車に乗り込み、自分の夢より先生の夢を応援するほうを優先するのに…
主人公は友達には自分が刺激を受けられる人が少ないと、早々に友達付き合いも諦めていました。
本当は先生に逃げてることは自分でも、分かっていました。
1番では、ただ君のもとへ逃げようとしている主人公。

2番では、わずか数行で片づけられた新聞記事にも一喜一憂するぐらい、前向きになった主人公。
途中で放り投げることも頭をよぎるけど、私らしく行こうと、私らしさとは、とっぴな発想かもだけど、前髪を少し短くしただけで、生まれ変われちゃうような考え方。

君に逃避してるうちに、君に感化されて、主人公は明るい方向に?変わったようです。
望み続けた場所は君のいる宇宙のような自分とはかけ離れた未知の世界(車で送ってくれるなんて、素敵…みたいな妄想の中の大人な世界?)ではなくなっていたようです。

素顔のままでいたいから 内緒よ 恋をしたって
光よりも速く遠く心は飛んで行く Forever My Destiny

素顔のままでいたいから、君のお気楽かもと言える考え方(夢を叶えるためにどんなことをしたら良いかのアドバイスとか?)を参考にさせてもらった主人公。
でもそのためだけに君を利用したわけじゃないのに誤解されて彼を傷つけてしまったら、ダメだから内緒の恋ということで、自分の胸のうちにしまっています。
君と離れて、光よりも速く心は自分の夢へと飛んで行ったのか、それとも油断してるとまた君のもとへ気持ちが飛んでいってしまうという意味なのか。
(個人的に惚れた腫れただけでは生きていけないと思うので、未歩さんが描く、「氷の上に立つように」の主人公は夢に向かって生きていってほしいです)

また最後に

氷の上に立つように 危なげなこともしたい
思い描いてた夢も形にしてみたい Forever My Destiny

ここでまた危なげなこともしたいと繰り返すのですが、ここでは主人公は本当にリスクを伴うことも自分1人で出来るようになっていました。
思い描いていた夢も形にしてみたい、形になるまで諦めない、君との付き合いを通して、それが私の運命だと成長した主人公は思えるのでした。


妄想ですが「君」は主人公の憧れの先生で、色んなアイディアをくれて、主人公を成長させてくれる。
しかも自立したいって言ったら、未練がましくなく、あっさり自分の進むべき道を選んだらいいよって送りだしてくれる。
そんな人だったらいいけど、君という憧れの先生が逆に主人公を気になり出してしまって、付き合おうなんて言われたら主人公は、どう決断するのかな、と気になったり。

あとは「君」が主人公が素顔のままでいたいから、自分に恋してたなんて、こっちは内緒じゃなくおおっぴらに付き合いたかったのに。
と主人公の気持ちを知っていて、別れ際にネチネチいってきたり笑

今回は、上手いこといったと信じたいです。
憧れは憧れのまま、なストーリーがいいかなって。
君が何かしらの先生で、憧れてはいたけど、結局恋愛感情は薄っすらしかなくて、主人公は夢を優先させたって妄想になりました。


最後までお読み頂き、ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?