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スタートアップを悩ませる株主総会について(StartupListへの寄稿から)

皆さんこんにちは。藤原です。この度、スタートアップ支援のProtoStar様が運営するStartupListに寄稿させていただける希有な機会を頂戴しました。そこで、スタートアップ経営者(特に多くの外部株主から資金調達を行っている方)には共感していただけるであろう株主総会対応への憂鬱について書かせていただきました。

自分で言うのもなんですが、掲載前の原稿の段階で激しく首を縦に振りながら読んでくださった方もいたとかいなかったとか。あと、僕の舐めた初稿段階の拙い原稿を、丁寧に校閲してくださったStartupList編集担当の方の技にプロの仕事を見ました(文体が普段の僕と違いますw)。その辺りも含めまして、ぜひご一読いただけたら幸いです。

なぜ株主総会がこれほどスタートアップ経営者を悩ませるのか。少しだけ記事を抜粋します。

それなら部下や事務員に任せてしまえばよいのでしょうか。実は、株主総会で扱う議案というのは非常にセンシティブなものが多く、一般社員や派遣社員に安易に知られては困ることが多々あります。どんなストックオプションをどれだけ発行して誰に付与するのかを決議するもの、あるいは、ある上場企業との資本業務提携を見越した株式の新規発行を決議するものなど、あまり一般社員には知られたくない情報が大半です。したがって、この作業はおいそれと人任せにすることもできません。かつ、次章から解説する招集通知の発送と委任状の回収、保管という事務処理はスタートアップ経営幹部が自分で行う必要があります。「このような事務処理が苦手でCEOになったのに、相変わらず自分しかできない事務処理がたくさんあって萎える」と嘆くスタートアップ経営者の気持ちはとてもよく分かります。

上記のようなポイントだけではなく、寄稿記事では株主総会に対する投資家からの観点や会社法について、招集通知や委任状のサンプル、最後にこの憂鬱なペーパーワークをどう改善すればよいかと言った方策についても言及していますので、ぜひお読みいただいて感想などをTweetしてくださると嬉しいです。

さて、時間のキリがちょうど良いので今回はこれくらいにして、また次のnoteにつなげていきましょう。良かったらコメント・高評価・チャンネル登録・あとTwitterのフォローをしてくださると嬉しいです。

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では次回、スタートアップ取材記事でお会いいたしましょう。今回はこの辺で。

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著者について

藤原弘之 / Hiroyuki Fujiwara
大手SIerから外資系ITコンサルを経て、GCP出資先スタートアップへ転じ、スタートアップの世界へ参入。経営企画リードとして主に大手企業とのアライアンスを担当。およそ2年後、NHNグループへの売却でExitを達成、GCPにも大きなキャピタルゲインをもたらす。
売却先のNHN JAPANでは、新規事業開発・M&A担当GM・財務部門兼務等を経て、NHNグループのCVCであるNHN CAPITALに設立メンバーとして参画。同社で唯一のベンチャーキャピタリストとして投資先スタートアップ7社全てを担当した。
NHNの投資事業撤退に伴い、投資候補先だったケップルに参画し複数の新規事業を構築。同社を退職後は働き方を含めて今後のキャリアを模索中。
noteではスタートアップ取材記事を多数公開し、日本経済新聞社とKOL契約締結。日経電子版TOPに転載実績多数。

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