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わがチームこそ適切な編成だ!! と感じられるのはどんな時でしょうか?[チーム編 #9]

ドラッカー教授は『未来への決断』の中で、「それぞれのタイプのチームには、それぞれ独自の用途、特徴、条件、限界がある」とし、三つのタイプを紹介しています。(中略)
みなさんのチームは、仕事の特性に見合った形になっているでしょうか。

【コラム 三つのチームのタイプ】


今、自分のチームタイプが適切だ、と感じていらっしゃる方はどのくらいいらっしゃるのでしょうか?
自分たちの仕事の特性とチーム編成が適切かどうかを考えたことのある方はどのくらいいらっしゃるのでしょうか?

この1年は、チーム編成としてもいろいろな試練があったのではないでしょうか。
テレワークになり、全員が集まれる機会が減ってうまく回らなくなった、とか、人数が多すぎて適材適所にできない状況が続いている、とか、問題が見えているかもしれません。
今のチーム編成最高!! というチームがありましたら、ぜひぜひコメントにてお知らせください!!

ちなみに。
今の仕事のチーム編成について、これが理想!! と思い描いている形はありますか?
編成を考えるうえでのとっかかりって何でしょう?
テニスのダブルス型、サッカー型、野球型。
大きく違うのはポジションに対する考え方ではないでしょうか。
ポジション・役割が流動的なのかどうか、が大きいでしょう。

佐藤先生が各編成に事例を示してくれています。
テニスのダブルス型は、海難救助隊のチーム。
サッカー型は、救命救急チーム。
野球型は、心臓手術を行う外科医のチーム。

目指すものが提示されていて、チームの編成が明確で、個人の役割が各自に浸透していることが、大きく影響しそうです。

正直、チーム編成ありきの職場でしか働いたことがなかったので、改めて編成を考えるって難しいなぁ……と感じています(;^_^A


ん~。
やっぱりこれかなぁ……ということで今回の1冊は、
管理しない会社がうまくいくワケ-自分の小さな「箱」から脱出する方法 ビジネス篇-』 (アービンジャー・インスティチュート 著 中西真雄美 訳 大和書房)です。
夫婦、親子間から地域のコミュニティセンター、債権回収会社など、様々な事例が提示されています。
アービンジャー・インスティテュート自体はサッカー型なのかなぁ、などと考えながら読んでみると、より編成について肚落ちしやすくなるのかな、と思ってのご紹介でした。
ビジネスとスポーツは違うと思いますが、それぞれのポジションに対する考え方を知るという意味で、監督やコーチが著された本も参考になるのかもしれませんね。


新しいプロジェクトチームを編成するときなど、部署間の軋轢を減らすためにも各部署から一人ずつ、という集め方もあるのでしょうし、業務の一部を外注できるかどうかというところまで分析したうえで編成することもあるでしょう。
ルールがあることを前提にチーム内のポジショニングを考えるスポーツとは違ってくるでしょうが、そのチーム内にいる方の強みが生かせる場、弱みは誰かの強みで補える場になるように編成することが、何よりの飛躍のヒントのように思います。

あなたのチームの編成は、テニスのダブルス型、サッカー型、野球型のどの編成に当てはまりますか?
その編成は適切に運営されていますか?
適切に運営されていると感じるのはなぜですか?
適切に運営されていないと感じるのはなぜですか?
適切に運用されていない理由を、良い方向に変えるために何ができますか?
適切に運用するためにいつまでに何をしてどんな結果を出しますか?


実践するドラッカー【チーム編】』 
chapter1 チームで働くということーチーム作りとマネジャーの仕事 p18
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サークル始めました♪
職種も立場も役職も違う方が集まる読書会の楽しみ方もあるのですが、社内読書会という面白さもあるんですよ♪
もちろん部下・上司がいると話しにくいことは山ほどあるでしょう……格好良いところも見せたいでしょうし、評価に反映されるんじゃないかと不安になったりもするでしょうから。
でもそこを越えると、なかなか面白い場になりますよ!!
ぜひご体感ください!!


実践するドラッカーシリーズは、膨大な数のドラッカー先生の言葉を選りすぐり、5つのテーマ別にまとめられた書籍です。
編著者の佐藤等先生は、札幌を中心に全国各地でドラッカーの書籍を中心に読書会を開催されてきました。
ドラッカー先生の言葉と佐藤先生の解説が1セット、そこかしこに「今のあなた」に必要な言葉が散りばめられています。
佐藤先生の解説は、ぜひそれぞれの書籍で確認してください(*^ω^*)
ここではわたしが感じたことをお伝えしていきます。
自ら考え、決定し、行動するあなたのためのドラッカー、一緒に探してみませんか?

【チーム編】は、チームをあずかるすべてのマネジャーに向けて書かれており、ドラッカー教授のチームマネジメントの極意が1冊に凝縮されています。

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