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Uganda~Rwanda~Congo 2021.11.6-12.3 (はじまりのその前)

はじめに

私の趣味の落款作りで知り合った息子夫婦の友達、才女Nちゃんからある日「ふーちゃん、ゴリラに会いにこない?」
とのお誘いが、私のメッセンジャーに届いた。
彼女の勤務先(当時)はコンゴ民主共和国ヴィルンガ国立公園。ここはマウンテンゴリラの保護を目的としたコンゴ最古の国立公園で、彼女はゴリラの保護活動にも携わっていた。彼女とは遡ること3年前にも一緒に旅をした。旅友でもある。(セネガルからスペインまで一ヶ月、オールヒッチハイク女子二人でTHE100歳(Nちゃん30歳、私70歳)の旅をした。その話もいずれ。)
折しもコロナ真っ只中、一度は躊躇ったが「チャンスは二度と無い!」と、重くなっていた腰を上げた。 いつも飛行機のチケットは次男任せ。 その次男からチケット購入の最終確認の電話が自宅にかかってきた時、どういう風が吹いたのか、、次男の息子M(7歳)も同行することにあいなった。

当時はコロナ真っ只中、書類、書類、、、で私の頭はテンヤワンヤ!
初めてのオババと孫の一ヶ月、ふたり旅の珍道中記です。


1.地図

訪れた国
ピンクとオレンジが訪れた街

2.旅程

次話に掲載

3.日々の旅の記録

Aちゃんは、Nちゃんとわたしの共通の旅友

11月4日(木)秋晴れ
12:39分発「のぞみ」で東京の次男宅へ。
孫(以降Mと省略)と二人で、Nちゃん(※10年来の友人,アフリカ在住)のいるコンゴ、ウガンダ方面への旅のため、東京の次男宅に集合で、打ち合わせと荷物の点検のための新幹線移動だった。

<計画の紆余曲折>
1   一番最初、Nちゃんがコンゴ行きを私に持ちかけた計画は9/27出発。
  Aちゃん(旅友のひとり、ウガンダ在)のいるウガンダにも寄りコンゴへ
2   1の計画はNちゃんの仕事の都合上延期。
3    Aちゃんがコロナ予防接種のため日本に(一時)帰国。それを完了したら 
   再びウガンダに戻る成田発に一緒に(同行して)ウガンダ〜コンゴに
   行く計画で11/6日 成田発に変更。

この時、コンゴのみの案も出て、コロナのこともあり、紆余曲折。

そんな時、飛行機のチケットの件で次男から家に電話がはいる。
どんな話の展開でMと行くことになったのかははっきりした一言の記憶がない。が、あれよあれよという間に急遽(Mも)同行することが決まった。

4  Aちゃんが成田発〜ウガンダ同行と、ウガンダでのオババと孫のフォローもかってくれ、これなら安心とたかをくくっていた。
、、、、が突然メールがAちゃんから入った。
「ウガンダのあっちこっちで爆発あり、死者も出ているのでウガンダから渡航延期の連絡があり同行できぬ!」
と。
これが出発11/6の10日前くらいだった。
が次男も私もこの旅の決行を決めた。

あ  りゃ  りゃ

 大 変 だ あ


この連絡の後、私が出発二日前に(地元)を出て、京都行きの電車に乗っている時、長男からメールが届いた。
「お母さん、エチオピア、非常事態宣言が出たよ。大丈夫かあ??」
調度そのメールを読み終わって、前の座席に目をやると年配の男性が新聞を読んでいた。その新聞に大きな見出しで「エチオピア全土に非常事態宣言」とあった。
コロナのこともあり旅が複雑化が極まりない上、エチオピアの非常事態と重なって次男夫婦の奮闘の幕開けとなった。(※最初、帰国便をアディスアベバ@エチオピア経由で予定していたため)

やっかいな事にこのオババ世代、紙世代のアナログ人間。ペーパレスでは心もとないので全てMと私と、家の三部コピー制作(※書類などを)。

ホテルの手配、
飛行機のチケット、
コロナのPCR監査の行程と支払い、
証明書(陰性)の受け取り方法、

書類が大量にあり急に1度に説明されても、その時は「うん、うん」とうなずくも、確認されると忘れていること多々あり。
しかも今回は私自身、旅の計画は全くしていなかったのである。

チケットは(飛行機)エチオピア経由を取りやめ、改めて買い直し。
ホテルはシェラトン、マリオット、全てビジネスクラスで移動と決まった。

インターネットで現地ガイドと話し、ホテルもネットで予約、支払い、便利な世の中となったが、使いこなせない世代には生きづらい世の中と変わった。

出発の前日の夜、次男夫婦と私のミーティング。
何せアナログ世代、自分にとって重要なことはメモるが。暫く経つとメモった内容が「正確にはどうだったっけ???」と不安が頭を持ち上げる。
次男夫婦のアドバイスと行程や、書類の再確認をものわかりの悪い74歳を叱咤しつつ、荷造りを終え、どうにかこうにか出発出来るまでこぎつけてくれた。

ここ2日間で
      疲 れ た あ !!


私は何も役に立つことはなかったけど。。

11月5日(金)晴
朝からMと二人で旅の練習を兼ねて、上野の博物館にミイラ展を見学。今は科学が進んでミイラを解体しなくてもCTスキャンで全てと言っていいくらい解明できる。
例えば    1  男性か?女性か?
                2   何歳で死んだか?
              3   死亡の原因は
               4    どんな病気持ちだったか
               5    癌が転移したことまでも
昼食は館内のレストランで。私はハヤシライス、Mはスパゲティを注文。
ふたりとも完食。
食後モノレールに乗り天王州、、、で下車。寺田倉庫で開催のバンクシー展に行く。

(次回はいよいよ出発)
つづく


補足)当時のウガンダ、エチオピアの情勢

2021年10月23カンパラで爆弾テロ,10月25日にも自爆テロ発生(出発の10日ほど前)


2021年11月2日エチオピアの非常事態宣言(出発4日前)

2021年11月16日ウガンダの首都カンパラで自爆テロ(ウガンダ出国の4日後)


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70カ国の旅日記まだまだ続きます。




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