『渋谷系』の立者 信藤三雄お別れ会へ
信藤三雄と聞いてピンと来る人は誰もが思い浮かべる、あのピチカートファイブの美しいCDカバーアートを全て手掛けたアートディレクターです。その他フリッパーズギターやコーネリアス、小沢健二、野宮真貴らの"渋谷系"を代表するアーティストの作品を手掛けつつ、松任谷由実やサザンオールスターズやSMAPやMr.Childrenのようなメジャーなアーティストまで、とにかく幅広い層の「誰でも一度は見たことがありそして忘れない」カバーアートを作り上げた偉人です。
残念ながら2023年2月に癌でお亡くなりになられたのを受けて3月20日ミツオの日に代官山のUNITの上の階でお別れ会が開かれました。やはりカルチャーに通じるファンが多いことを想定してか、進藤さんの所有するレコード、本、雑誌を「形見分け」で配布および販売するというファンには嬉しい企画でした。
会場はお宝を見つけ出そうと終始あたたかい空気に包まれて、信藤さんらしい見送られ方だなあとほっこりしました。みんなはこんな風に気ままに元気にやってるので、どうか安らかにおやすみください。音楽に新しい価値を生み出してくださってありがとうございました。
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