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私だってプリンセスになりたい

こんばんは。fuaです。
最近はジムに通い始めて、運動を継続してできています。
幸先いい年明けのスタートを切れていると思います。
先月から始めたネイルは冬らしくシルバーラメのグラデーション。
今までネイルってサブスクリプションと同じで月額かかるし、娯楽費として削っていたけれど、やってみると楽しい。
毎日爪を見ているだけで楽しいし、気分があがる。
今なんて、生活のふとした瞬間に爪から眩いキラキラが目に入るから、心も踊る。

そう。何を隠そう私はキラキラしたものや明るいピンク・紫・青色の原色カラーが大好きなんです。子供の時から。

小学生の時なんて、GAPのパステルカラー7色のコートを着て登校していました。母親も好んでピンクとか花柄のワンピースを私に着せていたな。
そんな幼少期を過ごしてきたから、私は可愛いものが大好きだし、
”可愛いものを着ている私を見て”このような自己愛と承認欲求が強い。

勿論、私は自分の外見が客観的にみて、美しくない・可愛くないことは気づいている。
けれど同時に「自分はイケてる」この想いも併せて持っている。

なぜ、この思考になるのか。
大きく2つの理由があると思っていて。
1つ目は家族が自分を愛してくれたから。
勿論、怒られたり理不尽なキレ方をされたりはあるけれど、誕生日に私の好きな料理(大好きな茄子のフルコース)を作ってくれる、喧嘩しても何だかんだ仲直りする、すぐにくっついてくる等々。
ちゃんと”私個人”に興味と関心を持ってくれている。離れていても。
そして、家族それぞれが行動でも言葉でもその愛情を示している。

2つ目は私が「プリンセス好き」だから。

私のプリンセス好きは並外れている。
まず、ディズニーチャンネルがずっと流れていたので、それでよくメインのプリンセス以外のアニメまで見ていた。
近所に住む家族ぐるみの友達もプリンセスが好きで、ハロウィンは一緒にコストコで購入したプリンセスのコスチュームを着たり。
私は白雪姫のコスチュームを買ってもらった。
なぜ、それを選んだのかは曖昧だ。多分、一番黄色のチュールがフワフワで胸元の青のベロア生地の光沢と青のスパンコールの輝きに惹かれたんだと思う。そんなものだろう。
10歳のクリスマスプレゼントは同じくシンデレラ・ベル・アリエルの3パターンのコーデが組める簡易ドレス。
リバーシブルになっていて、組み合わせによって3パターンできるしくみ。
12時になった瞬間、それを取り出して当時一番好きだったシンデレラを着て永遠に魔法のステッキを振り回していた。

月刊ディズニープリンセス雑誌が当時あって、それを毎月購読していた。
内容はスープの食べ方とか、塗り絵とか、プリンセスのマナーとか、マニキュアの塗り方とか、そんな内容。
小学生の私にとって、心がときめく眩しいキラキラしたものだった。
付録の色付きリップやマニキュアは同じくディズニーで買ってもらったプリンセスのアクセサリーボックスに大切に収納していた。
オルゴール部分がアリエルになっているのだけど、もう10年選手だから鱗の部分は折れてしまっている。
でも今でも大切に実家の部屋に保管している。

ここまではまあディズニープリンセスが好きなどこにでもいる女の子。
段違いにプリンセスが好きだと公言するのは”プリンセス・アカデミー”へ参加したから。正式名称は違うかもしれない。確かこんな感じ。

ざっくり説明すると、ドレスを着て(ディズニーのコスチュームでも普段着用する式典用のドレスでも可)、テーブルマナーや舞踏会での踊り方、笑顔の練習、言葉遣いなどを半日かけて学ぶ。
テーブルマナーのレッスンではスープ、前菜、メイン(お肉・魚どちらも!)、デザートが含まれるコース料理を食べながら実践する。
それをよく映画の中でみる長方形の長細い大きなテーブルに座って親と一緒に実践するのだ。(下記画像参照)

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このテーブルを見た瞬間「映画の世界だ!」と胸が躍った。
ナイフとフォークを使う食事は慣れないため、難しかったがそれを含めて全てが新鮮で心がときめいた。

丁度前に座っていたベルのドレスを着た同い年の女の子と仲良くなり、当時流行っていたプロフィール帖を記入してもらった。
私はシンデレラのドレスを着ていたから彼女からはシンデレラの子と記憶されているのだろうか。

ふと思い出し調べてみると今はもう行っていないらしい(コロナの影響かも…?)
※母に聞いたライン


私は舞浜のディズニーに隣接したホテルで参加した。
多分結婚式とかでも使用するような一流のホテルだと思う。
そこまでドレスを着ているから母親が車で連れて行ってくれたのだけれど、うるさい弟は祖父母宅に預け、母と二人でお出かけするのは母親を独り占めできた喜びとドレスアップした高揚感で高まっていた。
帰路の道中も助手席で窓を見ながらずっとうっとりしていた。
映画「魔法にかけられて」の主人公のように。

私がキラキラしたものが好きな理由を考えていた時、真っ先に思い出したのはこのイベントの経験だった。
今でも海外通販などで「どこに着ていくの?」そんなワンピースやドレスを購入し、クローゼットにしまっている。

いつでも、舞踏会に参加できるように。
いや、そんな大層なものではなくとも、愛する人とドレスアップして、少し気合の入ったコースを作って、プリンセスと王子様を楽しむために。

多分、母もそんな幼き日の淡い希望があったから、私のためにプリンセスアカデミーの申し込みをしてくれた気がする。
自分の夢や憧れもかなえるために。

ちょっと、話が分散して、読みにくい文章になってしまった。
けれど、大人になったって私はキラキラしたものが好きだし、自分はプリンセスだと信じている。
だから冒頭のように自己愛が強い。(のだと思う)
いつか将来私に子供ができたらプリンセス・アカデミーへ一緒に参加したい。ホテルで行う映画の中のような風景を見せてあげたいが、叶わない場合は自宅で家族で、ホームパーティー形式で。

でも、そのためには一緒にプリンセス・アカデミーを開いてくれるような王子様を探さないと。
私が15年前にプリンセス・アカデミーで落としてきたガラスの靴、早く拾って。

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