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中国で食材と戯る。(35) アンコウ-2

私が中国という国、土地で扱ってきた食材たち )
ある時は店の為、ある時は自分の食事・好奇心の為。
ある時は、海外からの輸入物、日本からの輸入物、もちろん現地の魚、肉、野菜。
ある時は ”試行と錯誤”、ある時は ”創意と工夫”、そんなこんなで続けてきた、自身の調理と撮影。
仕事であり、趣味であり、日常であった 私のライフワークアーカイブです。

寄稿にあたっての自身のコメント   

 

" 鮟鱇 "                                                                                2017.12

 前回の記事は2014年、この回は3年後、同じく12月。
さほど大きくはないが、鮮度の良いものが手に入った。海底の魚といえど良い海域で揚がったのだろうか、全くの臭みも無く良い感じ。(10 年ほど前の中国産は難ありで。。。)

今回は特に文章は無い。吊るしで切り分けた内臓が、比較的キレイに写真で残っていたので紹介します。


水を飲ませて内臓にハリを持たせて捌く。
” 吊るし "

 ヒレを落とし、皮を剥いでから、捌き始める。

 がま口の歯と、鰓、眼球、以外の部位を全て均等に分ける。これで四人前。
本当は鰓(えら)も使うらしいが、私は何と無く使いたくなかったので。。。

 

 どの部位もプリプリと良い食感に炊きあがりそうだ。
鍋のメニューは2種類、一人前から対応でやっていた。


” 鮟鱇の水炊き "   ポン酢にて


" 鮟鱇の味噌鍋 "   アン肝も添えて


                    
  中国でも冬のモノ、鮟鱇こんな感じでした。          以上


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