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元気が出なかったので、歌ってみたら、活力が湧いた!

先日、久々におうちカラオケした。このご時世になって、カラオケマイクを買ったのだが、全然使っていなかった…


というのも、まず気にいる曲が少ないし、気持ちに余裕がないと、歌を覚えようとか思わないのだ。


ただ、そんなことはどうでもいい、と。今元気がない人は、とりあえず歌ってみるのも、おすすめです。別にカラオケマイクとか、なくても。


同じ歌をずーっと聞いていたら、歌いたくなって、歌い始める、と。なんか、元気が出る曲だと、こちらも元気が出る。まるで、何かが憑依しているかのように、憑き物が取れたかのように(?)


そういえば、大学の頃は、キラキラしていた時期もあったのだがよく、くすぶってもいて、色んな涙を毎日のように流していた。主に、怒りと悲しみの日々…今、原因を分析すれば、バイトのストレスと、格差である。


高校までは、みんな仲良し、横並び(ハート)っぽい感じなのに、大学になると、広大な大地にいきなり放り出され、レベルの違う貴族みたいな人が目に入ってくるのである。まぁ、人生の不平等を、もっと早いうちに知る方が良いのだ。


特に1.2年生の頃は、ヤバかった。というのも、自由な生活になり過ぎて、体調を崩していたり、メンタルも打ちひしがれていた。接客のバイトで、ダメージを食らった私は、バイトが終わるや否や、速攻でカラオケ。週5で行っていて、休日も行きたかったけど、土日料金が高いので断念していた…


そして、闘志を燃やして、迎えた月曜日。人はまばらな店内で、私は歌い、活力を取り戻すのだった。誰かと行くと、みんなゆったりしていて、たくさんの曲を歌う感じではないので、一人で行き、すごく短い空き時間(30分)に、どれだけの曲を詰め込めるか、という感じで歌っていた。得体の知れない闘争本能である。

野心、野心、野心の日々!過剰に放出された、アドレナリン。拠り所もなく、戦う戦士の如くに。ろくに食べずに、動き回っていたけれど、あんな生活が、良いべくもない。何かに、負けたくないという感情。何にかは、よくわからない。


そして、ロック系をシャウトしながら歌う、という激しい日々でしたわ。泣きながらとかも。今は、なんて穏やかな日々なのだろう。

あの時、「うっせぇわ」が、あったら毎日、歌っていただろう。そんな日々を送っていたからか、お気に入りのカラオケの機器や、カラオケチェーンが出来、どの街についても、まずカラオケ屋を調べていたのだった。

中目黒とか都会に行くと、高級なカラオケ店で、一人の割に広くて、贅沢な体験であった。

そう。人生のアクを、私はカラオケ店で抜いていたのである。それが、今や昔。


うちに、カラオケマイクがあっても歌わないし、むしろ、カラオケ店のように、時間の制限があるから、歌えていたような気がする。毎日、フリータイムで歌うのは、キツい。昔ハマっていた曲も、聴き過ぎて、流石に飽きが来た。


まぁ、その歌を聞かされる家族も可哀想では、あった。なぜなら、本当に四六時中。早朝から、身体を震わせるために聴いていたし、寝る前も。いやぁ、あんな激しい歌で、よく寝られたなぁ、あの頃は。


今は、木々の音や、小鳥のさえずりの音を聞きながら寝ている。しかも、毎日ストレッチをして、白湯を飲む。まるで、人間が変わってしまったかのよう。

歌は、いい。自分に、曲の魂を取り込んでいるような感じ。やはり、自分を奮い立たせるのは、自分である。とりあえず、お気に入りの歌を見つけて、歌ってみよう。



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