蒼(Ao)

外の世界を意識すると、どうしても言葉の純度が曇ってしまって、想いを綴ることが怖くなりま…

蒼(Ao)

外の世界を意識すると、どうしても言葉の純度が曇ってしまって、想いを綴ることが怖くなりました。でも表現したいエネルギーは湧いてくる。だからここで、その時その時の自分の心を素直に表現して、自分と出逢ってみたい。わたしがここに存在していることを自分で受け止めてあげたい。日々のことや詩。

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心の奥に出会いたい/noteを始めた理由

一時本名のアカウントで色々と心の内を文章で綴ってみたのだけど、 心配した友人からメッセージが来たり、その状況を「悪い」と捉えたのか、「これで変われるんじゃないか」というメソッドを知らせるメッセージが来たり 時に、文章のたったひとことをピックされて、ブログなんかに書かれてしまったりして、私はそういう一つ一つに心が萎えてしまって、あっという間にnoteを書けなくなった。 怖さも抱えながら、ようやく「表現」というものに一歩踏み出したところだったし、特に心も弱っていた時期で評価

    • 久しぶりの安心できる散歩

      今日は、久しぶりに「安心して」旦那さんと散歩をした。 「安心して」と書いたのは、昨年の7月にパニックで再度体調を崩した後に、旦那さんとの関係がとても緊迫していたから。 どうしても精神的に大きくバランスを崩すと、相手の時間を奪ってしまったり、リズムを崩してしまったり。 そういうことが、最初にパニックの症状が出て来て早5年、旦那さんも心に緊張を抱えていながら、たくさん合わせてくれていたと思う。 2年ほど前には「もう好き勝手させてもらう!」「合わせていたら自分が死んでしまう

      • カウンセリング日記

        2月からカウンセリングを受けている。 それが、じわじわと自分に効いている感覚がある。 これまで、気持ちのアップダウンや、何かを始めては没頭し、その場から消えてしまうようなことを繰り返したり、頭痛が長年酷かったり、5〜6年前にはパニック症が始まったり そういう流れをみると、よくカウンセリングを受けてこなかったなと思うほどなのだけど、結局は「自分でなんとかなる」という思いが強かったのだと思う。 色んなメソッドにはまっては、これで変われるんだと何度も思った。 もちろん少しも変

        • とりとめもなく

          朝が来た。 いつものテーブルに座って、noteを書いている。 昨日から続く曇り空を見て、心がどんよりしている。 次から次に頭に浮かんでくる言葉を、どうやってまとめていくかと考えていると結局なにも出てこなくなるから 今日からはただただ、流れてきたものを書いていく。 私が何を今感じているかを、自分で知る。 自分で受け取って、あぁ、そうなんだと知りたい。 無きものされる感覚を押しつぶさない。 色々 生きることがあまりに大変で、これまでたくさんの方法で自分というものに向き合っ

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        心の奥に出会いたい/noteを始めた理由

          純粋に表現すること

          約3ヶ月ぶりのnote。 去年の10月頃に、本名アカウントで色んなことを思いっきり書いてみようと思ったのだけど、やっぱり外の世界を意識しながらの表現は、後から振り返ると痛々しかった。 1月にはここ(ペンネームのアカウント)をつくって、憤りのような、怒りのような、そういうものを詩として綴ってみた。全身が煮えたぎるようだった。 でも、何か、わざと怒っているような、不自然な感覚もあった。 しばらく書いて、また休んでみた。 私は、もう5〜6年、パニック症で思うように外に出られ

          純粋に表現すること

          私は、嘘をつく自分に怒っているのかもしれない

          とある人とオンラインで対話をした。 私は、人にどう思われるかとか、人からとやかく言われないようにとか、そんなことを意識して文章を書いていたら、何がなんだかわからなくなったこと、 それを続けていたから、今は自分が本当は何を思っているのかもわからなくなって、それがすごく心地悪いこと ペンネームでもいいからとにかく書いて書いて、自分を知りたい そんなことをシェアした。 例えばどんなことを?という問いかけをもらった。 こんな世界に生まれたくなかったとか、こんな悲しい、どん

          私は、嘘をつく自分に怒っているのかもしれない

          【詩】煮えたぎる嫌悪

          世界は美しいものなのですか? あなたが言っていることは綺麗事ではありませんか? うざいよ うざい 大嫌いだ こんな世界は大嫌いだ 希望なんてない なくてもいい ポジティブでいようなんて 暴力だ 言葉の暴力 優しい顔をした暴力 正解のような顔をした暴力 ぜんぶ消えてしまえ 侵入してくるな 私を明け渡すな こんな世界は嫌いだ 嘘ばかりだ 取り繕いばかりだ それに迎合した自分も嫌いだ それを美しい言葉で ごまかすな ごまかすことが いの

          【詩】煮えたぎる嫌悪

          【詩】叫び

          爆発的なエネルギーが行き場を探している 奥深くから叫び声が聴こえる 叫びたい 叫びたい 叫びたい ここから出してくれ ここから 狭い部屋から出してくれ この湧き立つエネルギーを 出してくれ 出してくれ 出してくれ もうここから出してくれ

          【詩】叫び

          【詩】嘘だらけ

          いくつかの表現をしてみようとしたんだ 誠実に誠実に言葉を並べたかった でも、出てくるものは ぼんやりとした世界を感じ取った 生ぬるい言葉たちだった 私は、私に嘘をつく それが一番の苛立ち 嘘の言葉が放たれるたびに 自分に憤るのだ そして表現をあきらめていく 嘘をつくな 嘘などつきたくない 嘘なんかでつながりたくない 激しい衝動を そのまま出したい 激しい衝動を そのまま出したい 激しい衝動を そのまま出したい それでも世界は受け入れてくれ

          【詩】嘘だらけ

          【詩】私は、誰だ

          私は、私が誰だかわからなくなった 何に怒っているのか 何に悲しんでいるのか 何に喜んでいるのか 何が好きなのか そんな、生々しい声が聞こえなくなった いのちの声が聞こえなくなったのだ 私が私を見失った いつのまにか いのちを覆い尽くすことに慣れいった 誰かの言葉で自分の軸が揺れて 立っていられないような感覚になった だから 正解らしい正解を拠り所に生きた 言葉は死んでいった 苦しかった でもそれが生きることだと思ったんだ 何よりも悲しいのは 自分を見失うこと

          【詩】私は、誰だ