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余白と盲目

 

バラバラに散らばった単語たちを見下ろして呆然としてしまう、僕が知る言葉はこんなにも数が限られていて、ひとつ手に取ってみてもしっくり来ない。あれでもないこれでもないとしている内に、何も残らなかった、遺せなかった、空っぽと形容できるほどの器もないこの世界を、何色で彩ればいいのかさえ。

 

11:47pm

 

あの日きみは笑顔に隠して なんて言ったの



 


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