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虚空と欠片

 

たくさん笑いあって楽しかった、楽しさが一日の大半を占めていたのに、一人に戻った途端の空洞感に戸惑う。実家暮らしの年数を上回った一人の生活に、なんの不満もないのに、こんなにもなにかが足りないと感じるこの瞬間も、素通りすればまたいつもの日常だ。足を止めてみても、振り返る勇気は無くて。

 

2:16pm

 

あの日の二人の影を
いつまでも目で追い掛けてる



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