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魔術師の観点から考える防災

こんにちは、占師Youtuberのリーヴリです!
本日、2024年3月11日は、東日本大震災が起こってから13年目です。

被災地の復興は進んでも、被災者の心の傷はなかなか埋まらないことでしょう……。
僕は被災者ではないため、知ったようなことを書くことはできませんが、お見舞い申し上げます。

占師をしていると、やはり心の傷を相談される機会は多く、直近では年明けの震災から続く地震への恐怖や、心の傷をどのようにケアすべきかといった相談もいただきます。

占いと聞くと、恋愛運!とか金運!といったようなポジティブな未来、わくわくする未来を掴み取るためのもの……というイメージもあります。

しかし実際には「叶わない想い」や「途切れてしまった未来」になんとか漕ぎつきたい、なんとか取り戻したい、そんな「悲痛の叫び」に近いものを相談されることの方が圧倒的に多いのです。

僕は占術と魔術を専門とする術師です。一見してこのふたつの要素はまるでRPGのようなファンタジーで、非現実的で、スピリチュアルで霊的なものに感じられることでしょう。

実際に「いや、僕は絶対に当てる予言者だから僕の言葉をすべて信じてよ!」とは、言いません。
しかし占術にしても魔術にしても、証明することができない、しかし確かなエネルギーの流れを感じて、行使します。

1888年から実在した魔術師の組織「黄金の夜明け団※1」をご存じですか?
近代まで魔術の研究や行使は実施され続けており、そして今もまだ人々の生活の中に小さな魔術は根付いています。

※1 黄金の夜明け団(おうごんのよあけだん、英語: Hermetic Order of the Golden Dawn)は、19世紀末のイギリスで創設された西洋魔術結社である。黄金の暁会とも訳され、G.D.と略名される。現代西洋魔術の思想、教義、儀式、実践作法の源流になった近現代で最も著名な西洋隠秘学組織である。

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それはそうとして。

今回のテーマは「もしもの備え」です。
災害には非常食や水分など、生きるために必要な非常用の備えが必須であり、これまで震災を経験するたびに専門家たちが口をそろえて「備えろ、備えろ」と言ってきたわけです。

しかし僕は震災の専門家でも、防災の専門家でもありません。

そこでこの記事では魔術師の視点から、お守りという意味での「タリスマン」を紹介し、防災や厄払い、魔除けなどの観点で #もしもの備え について触れていきたいと思います。

※前提として「被災した人たちから見て、お守りだの魔術だの、震災を馬鹿にしているのか?」というご意見は、ご尤もな話だということは理解しています。しかし人々の生活とお守りの関わりという考え方は密な関係下にあり、占術の専門家である僕から紹介できるものは非常食の調達方法よりも、魔術的な観点からアドバイスをすることだけです。決してふざけているわけではありませんので、ご理解いただけますと幸いです。


ご覧いただきました上記の画像は「ハガル」と「ソーン」というルーン文字を掛け合わせた、バインドルーンと呼ばれるものです。

ハガルとソーンはそれぞれ1文字ずつで「魔除け」の効果を持つルーン文字ですので、掛け合わせることにより効果を高める狙いがあります。

複数のルーン文字を掛け合わせることで効果を高めたり、複数の効果を得ることをバインドルーンと呼ぶんですね。

詳しいことは置いておいて、この画像の通りに真似をして紙などに書き込み、財布やスマホケースなどに入れて持ち歩くことで「お守り」としての効果を発揮します。

このお守りを「タリスマン」と呼びます。

タリスマン(talisman)は、お守りのこと。

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タリスマンの作り方は次の通りです。

1.紙に上記の文字を真似して書く
2.書いた紙を両手で持ち強く願う
3.普段持ち歩いているモノに入れて携帯する

それぞれ補足・解説をしていきますと……

1.紙に上記の文字を真似して書く
これはどんな紙でも、どんなペンでもOKですね。
ただし紙については他に文字がかかれていたり、ガラのあるもの、つまりチラシの裏とかそういうものはだめです。
紙に色がついていてもOKですが、書き込む文字以外には何も書かれていない紙を使用してくださいね。
またペンについてですが、これはどんなペンでもOKです。
昔のルーン魔術師は血を使ったり、赤い染料を使っていたようですが……現代において血を使う必要はありません。また色も何色でもOKですが、薄すぎて見えないような色や、白い紙に対して白いペンなどはやめて、わかりやすく視認性のある色のペンを使用しましょう!

2.書いた紙を両手で持ち強く願う
書き終わったら、書いた紙を両手で持ちます。タリスマンを作る時に最も大切な工程はこれで、両手で持って目を閉じて、じわっと紙が熱く感じるまで念じます。
この時、大切なのは「災害から自分とみんなをお守りください」と願うことです。自分だけが助かって他の人たちはもうどうでもいいです、といった願い方はNGですね……。
別の記事で紹介しますが、誰かを犠牲にしたり意図して攻撃する魔術を黒魔術、自分や誰かも助かるポジティブな魔術を白魔術と呼ぶのですが、黒魔術は何らかの反射がある可能性が高いです。
反射とは「こいつは自分だけ助かろうとしているな?」と思われるような願いに対して、因果応報によるネガティブな出来事が起こるということです。
せっかく作るお守りなので、みんなが助かるように祈りましょうね。

3.普段持ち歩いているモノに入れて携帯する
祈りを込めて(チャージする、と言う)タリスマンが完成したら携帯しましょう。
手帳型などのスマホケースに挟んだり、財布に入れたり、常に持ち歩く手帳があれば手帳の最後のページに書き込むなども効果ありです!
常に持ち歩くことが大切ですね。神社などで手に入れることができる多くのお守りも、身につけておく必要があると思います。それと同じです。

今回は魔術師の視点から「 #もしもの備え 」としてお守り(タリスマン)を作成する方法を紹介しました。

繰り返しますが、このお守りはあくまでお守りです。作成したら二度と災害が起こらない、携帯していれば絶対に被災しない、というものではありません。

なので一般的に叫ばれる非常食や懐中電灯などの備えも並行して行ってください。この記事では防災対策は専門外となるため、お守りを紹介したということです。

ご理解いただけますと幸いです。

#もしもの備え

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