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去年は年末まで散々だった

2022年の7月に初めて憩室炎になって
わずか1か月半で再び憩室炎。
腸に出来る〝憩室〟というものは一度出来るとなくなるものではないし、あったからってあるだけでは悪さはしない。
ただ、そこに何らかの圧力がかかったり、炎症が起きたりすると
痛みを伴い、悪化すると出血したり…入院したり手術したり…
と、いう私の薄っすらな認識である。

9月末の憩室炎の再発は
思いのほか長引いた。
前回同様1週間抗生物質を飲んだが痛みが消えない。
激痛ではないのでまたある意味たちが悪く
クリニックへ出向き、再度抗生物質を処方してもらい、点滴も受けた。
血液検査ではもうCRP(炎症を診る数値)は正常値だから、もう痛みも治まりますよ、と言われる。

それでも痛みは完全に消えなかった。
一日中、自分の腹部に意識を持って行かれる毎日。
よく考えてみると、憩室炎の圧痛というよりは
引っ張られるような…引き攣れるような…体勢を変えると痛むような…?痛みの種類が変わってきてるように感じた。
ではこれは憩室炎ではないのではないか???

婦人科、再び消化器内科、別の消化器内科…とドクターショッピングに明け暮れた2021年秋。
結局は「腸の癒着でしょう」と言われ、ある程度納得して落ち着く。
痛みは出たり出なかったり…だったので、あまり気に病まないように心掛けて日々を過ごしていた。

そんな頃、あれほど揉めて、人の尊厳をズタズタにしてまで強行した夫の仕事が突然終わった。
単身赴任から戻って来たのである。
ようやく、愛犬と二人の生活のリズムが整ってきていたところだったし、ある程度色々な覚悟をしていたというのに、また振り回される毎日が始まると思うとうんざりだった。

しかし、これで愛犬の最期を一人で看取らなくてもいいかもしれないというホッとした気持ちがあったのも確かだ。
もし私が病気になって入院したとしても、なんとかなるかもしれないと少しの希望が見えた気がした。

(しかし、それはまた見事に裏切られ、戻ってきてからの仕事は以前よりも多忙で、連日終電、土日出勤、泊まりも多く、ただただ振り回される毎日を過ごすのみ、だった。私や愛犬の体調不良の際は、今まで通り私一人で対応していた)

いつの間にか2022年ももう終わるのだなぁ…と思い始めた12月くらいから、愛犬の体調に変化が出て来た。
元気で、散歩も行くのだけれど
食事の食いつきが悪くなって、痩せて来たのだ。

もともと、慢性膵炎という持病を持っていたので低脂肪の療法食が主食だったこともあり、多分それが美味しくない(飽きた)ことと
歯周病も進んでいた為、口の中の不具合もあるだろうということで
病院の先生とも色々相談し、療法食とまではいかないけれどなるべく低脂肪のフードに替えてみたり
抗生物質を飲んで歯ぐきの炎症を抑えてみたり。
そうやって、逐一対処をしていた。
愛犬の不調、異変に放置したことは一切なく、不調がなくても体全体は3ヶ月に一度調べてもらっていたし、その時その時に出来ることを考えて、行動して、我ながら頑張ってやっていたと思う。(何度も言うが〝一人で〟)

年末の予定云々はもちろん、Xmasなども我が家には関係なく
夫は相変わらず多忙で、家には深夜に寝に帰って来るのみ…の師走。
2022年最後の通院であろう(そう願いたい)愛犬の病院から帰宅した日、再び憩室炎再発。
痛みは過去2回より増しており、発熱まで。
すぐにロキソニンを飲んだので熱は下がったものの、痛みは治まらず
翌日かかりつけの消化器内科に電話。
事情と経過を話し、来院の許可をもらい痛みで体をくの字にしながらクリニックへ。
クリスマスイブの話である。

夫は、私が発熱したということに注視しており
(もしコロナに罹っていたら濃厚接触者となり自分が仕事に行けないからだと思われる)そればかりを聞いて来る。
うんざりだった。
幸い、PCR検査では陰性だった。

酷かった2022年はこれで終わる。
日程的にも
身体的にも
もう2022年は終わるんだ。
来年は平穏で落ち着いた1年にしよう。したい。
幸いにも、干支や血液型などを合わせた占いをあちこちで目にしたけど、どこも私の組み合わせは過去にないくらい幸運を示していた!
嫌な感情や体調は全て2022年に置いていこう。
2023年は心機一転、体調も気持ちも整えて頑張ろう!と思った。
年賀状も書かず、大晦日を過ごした2022年最終日だった。

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