科学と聖書にまつわる随想(24)
「長調と短調(その2)」
創世記の記述によれば、人が創造された時、どのような言語かは分かりませんが、既に音声を用いてコミュニケーションがなされていました。声を用いて意思や感情を表現しようとする場合、声に抑揚やリズムを付けて“歌”に相当する形のものは自然に生まれるものだと思います。体を動かして表現するところから“踊り”が生まれるのも同じでしょう。
歌が生まれると、声以外の音を出してそれに調子を合わせるために、楽器が作られるのも自然な流れだと思います。聖書の記述で最初に登場