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科学と聖書にまつわる随想

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「科学」と「聖書」をテーマにあれこれ思いめぐらしたことを綴ってみています。
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記事一覧

科学と聖書にまつわる随想(30)

「オイラーの公式」  複素数と並んで高校数学で学ぶ重要項目として、指数関数と三角関数があ…

てつづみ
1時間前

科学と聖書にまつわる随想(29)

「虚数と複素数」  高校数学で習う最も重要な概念の一つに、“虚数”と、そこから派生発展し…

てつづみ
7日前

科学と聖書にまつわる随想(28)

「サンプリング定理」  AIにしても、コンピュータで何かをしようとすると、現実世界はアナロ…

てつづみ
13日前
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科学と聖書にまつわる随想(27)

「感じる速さ」  筆者は、職場まで電車で通勤しています(2024年現在)。電車に乗っていて車…

てつづみ
2週間前

科学と聖書にまつわる随想(26)

「伝わる速さ(その2)」  日本は地震大国と言われてます。世界に数ある活火山のうちの約7%…

てつづみ
3週間前
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科学と聖書にまつわる随想(25)

「伝わる速さ」  某英会話教室のテレビCMで、ウサギの耳がグングン伸びて、挙句の果てに太陽…

てつづみ
1か月前
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科学と聖書にまつわる随想(24)

「長調と短調(その2)」  創世記の記述によれば、人が創造された時、どのような言語かは分かりませんが、既に音声を用いてコミュニケーションがなされていました。声を用いて意思や感情を表現しようとする場合、声に抑揚やリズムを付けて“歌”に相当する形のものは自然に生まれるものだと思います。体を動かして表現するところから“踊り”が生まれるのも同じでしょう。  歌が生まれると、声以外の音を出してそれに調子を合わせるために、楽器が作られるのも自然な流れだと思います。聖書の記述で最初に登場

科学と聖書にまつわる随想(23)

「長調と短調」  筆者には昔から不思議に思っていることがあります。音楽(西洋音楽)には“…

てつづみ
1か月前
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科学と聖書にまつわる随想(22)

「たしからしさ」  昔、小学何年生の時だったか覚えていませんが、算数の教科書に「たしから…

てつづみ
1か月前
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科学と聖書にまつわる随想(21)

「変調と側波帯」  前記事(20)では、変調がかかるとスペクトラムが広がるということにつ…

てつづみ
2か月前

科学と聖書にまつわる随想(20)

「スペクトラム拡散通信」  昔、アメリカのテレビドラマで「バイオニック・ジェミー」という…

てつづみ
2か月前
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科学と聖書にまつわる随想(19)

「別の命(その2)」  「はたらく細胞」というマンガがあります。役者が演じて実写版で映画…

てつづみ
2か月前
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科学と聖書にまつわる随想(18)

「別の命」  一般に、今どきの自動車は、エンジンやブレーキ、ステアリング、トランスミッシ…

てつづみ
2か月前

科学と聖書にまつわる随想(17)

「アナログとデジタル(その2)」  私たちの身の回りの自然界の物理量は基本的に“アナログ量”、つまり、連続的にどんな値でもとり得る量、と考えてよいでしょう。しかし、細かい目で見ると、実はそうでもないことが分かります。  例えば、物の重さ(質量)について考えてみましょう。話を簡単にするために均一な材質(例えば、鉄)としましょう。鉄の塊の質量は、どんな大きさにも調節できるように思いますが、鉄は原子番号26番の鉄の原子が集まってできてますので、原子は一つ二つと数えられるものである