分割した菌床できのこは収穫できる？（ベランダ果樹園お休み中企画）
前回、ベランダ果樹園お休み中企画として、しめじのプランター栽培を紹介しました。
その中で、菌床が大きすぎて鉢に入らなかったため、のこぎりで切断しました。ここで出た疑問が、この切断した菌床からもきのこを収穫できるのか？、ということ。
ただ単に捨てるのは勿体ないくらいの気持ちで実験を始めたのですが、面白い結果になったので、紹介したいと思います！
菌床
のこぎりで切断した赤矢印の部分です。元の菌床ブロックの底面側に当たる部分になります！厚さは5㎝くらい。ちなみに、プランター栽培で使用した大きい方の菌床からは、わさわさとしめじが生えてきましたよ！詳しくは上記の記事を見てくださいね😄
栽培環境
今回はプランター栽培ではなく、通常の栽培方法で栽培しました。まず、菌床の周りのビニール袋を外し、鉢受け皿に乗せました。霧吹きで加湿した後、栽培キットに付いていたビニール袋をかぶせ保湿しています。それでは栽培スタート！
観察記録
5日目
切断した面は菌床の素地が露出していたので、もともとはおが屑色でした。それがこの5日で菌が回り、だんだんと白っぽくなってきました！きのこが生えてこなくても、変化が分かるのは楽しいです😁
7日目
切断面にはさらに菌が回り、ほとんど菌床の素地が見えなくなってきました。このまま、側面みたいに真っ白になっていくのかな、、、と思い側面にふと目をやると、
小さな突起が密集して生えている場所がちらほらあるではありませんか！小鼻に使う毛穴パックで取れた角栓みたい。なんか可愛いような気持ち悪いような笑
え、これってもしかして、しめじの赤ちゃん？
9日目
たった二日で毛穴の角栓が側面全体にびっしりと生えてきました！！！切断面の上面にもまばらですが生えてきました。まばら具合が本当に角栓みたい笑
これ全部成長してきのこになるのでしょうか？そんなスペースはありませんが。。。
15日目
ここ数日は全体的に突起が大きくなってきていたのですが、、、とうとうきのことして他の突起よりも大きく成長する者たちが出てきました！
22日目
このまま全部大きくなったらどうしよう、しめじ祭りだな！食べきれるのかな？と期待と不安を胸に成長を見守っていました。
しかし、食べられるサイズまで大きく成長したのは、15日目の時点で大きくなり始めた者たちのみで、それ以外の突起は15日の時点からほぼ成長しなくなってしまいました。
傘もだいぶ開いてきたので、ひとまずここで実験は一区切り。収穫したいと思います！
まとめ
切断した菌床からも無事に、しめじを収穫することはできました！ただ、途中で期待&心配していたような突起すべてがきのこ化することはなく、菌床のサイズ相応の収穫量となった、という結果です！
てっきり切断面である上面から生えてくると予想していたので、シイタケのように側面から生えてくるのは意外でした。
結果は落ち着くところに落ち着いた印象ですが、途中の突起の発見からそれが全周に広がっていく様はなかなかホラー的な感じもあり、家族みんなでワーキャーと興奮していました。やっぱり菌ってすごいんだなと思わされました。
最後まで読んでもらい、ありがとうございます。
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