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一石三鳥!しめじのプランター栽培(ベランダ果樹園お休み中企画)

みなさん、こんにちは!ベランダに限らず家庭菜園・ガーデニングが趣味の方にとって、冬の季節はちょっとした小休止の期間ではないでしょうか。わが家のベランダ果樹園も春を待ちつつ、しばしのお休みになっています。
そんな中、私のバイブルの一つである「NHKやさいの時間」にきのこ栽培の記事が出ているのを見つけました。きのこは寒い時期にしか楽しめないので、ベランダ果樹園がお休み中にはもってこいなのです!また、今回は普通にきのこの菌床をそのまま育てるのではなく、プランターで育てる手法を試してみることにしました!


プランター栽培のメリット

乾燥や過湿を防いで適度な湿度を保ちやすい

通常の栽培では菌床がむき出しなので、透明なビニール袋を被せ、一日に1-2回ほど霧吹きで加湿が必要です。たまに忙しくて忘れてしまうと、きのこがしなびてしまったりするので、ちょっと神経を使います。
しかし、プランター栽培では菌床を土で覆うため、加湿の頻度が少なく済み、適度な湿度を保ってくれます!

収量アップが期待できる!

しいたけ以外の品種では、通常の栽培だと菌床の上面からしか生えないそうです。そのため、一度に多くのきのこを収穫することができません。しかし、プランター栽培では土にきのこの菌が回るので、きのこが発生する面積が増え収穫量アップが期待できます!

見た目がおしゃれ♪

以前にしいたけの菌床栽培を試したことがあり、とても楽しかったのですが、室内インテリアとしては見た目がちょっと。。。という課題がありました。特に栽培初期は、リビングに土の塊のようなものがどーんと鎮座し、しかもビニール袋が被せられている状態です。リビングでの異質感がすごい😅
その点、プランター栽培だと、おしゃれなプランターや鉢を使えますし、ビニール袋で覆う必要もないため、他の観葉植物となんら変わりはありません!しかも、プランターからにょきにょきときのこが生えているのはむしろかわいい姿だと思いませんか?

参考書

NHK 趣味の園芸 やさいの時間 2023年 12月・1月号

きのこ栽培キット

プランター栽培には、菌床の側面ではなく上部から生えてくる種類の品種が栽培可能とのことだったので、今回はしめじを選択しました!どんな料理にも使える、という妻の要望を尊重しました😙

栽培キットの中身はこんな感じです。説明書、菌床、赤玉土、ビニール袋と、とてもシンプルな内容です。通常の栽培ならこれだけで十分です。

菌床の準備

まずは菌床ブロックの上面の白いもやもやをかき取ります。菌床ブロックの袋を開けるとこんな感じに白くもやもやしたのものが付いているので、これをスプーンや割りばしなどでこすってかき取り、菌床の素地を露出させます。

白いもやもやをスプーンでかき取り、、、
菌床の素地を露出!

次に、菌床の入った袋に水を入れます。きのこの菌を眠りから覚ますためにできるだけ冷たい水が良いとのことで、私が見たYouTubeでは氷水を使用していたので、私も氷水を使いました。びっくりしてちゃんと目を覚ませよ~笑 2時間ほどそのままにしておき、その後、菌床の袋をひっくり返し水を捨てます。

プランターへの植え付け

次にプランターの準備をします。今回はダイソーオールスターで布陣を固めました笑 家にあった白色の6号鉢に鉢底石を敷き、赤玉土と鹿沼土を1:1で混ぜた土を用意しました。参考書では、赤玉土のみを使用するとの指示だったのですが、家に十分な量の赤玉土が無かったため、ちょうど残っていた鹿沼土を混ぜました。大丈夫ですよね。。。?

次に菌床をプランターに埋めます。最終的に菌床上部が1㎝くらい土に埋まるようにします。浅いと乾燥しやすくなり、深いときのこが発生しづらいらいので、この深さがポイントとのことです!
しかし、ここで問題が発生。。。。菌床に対し鉢が浅く、菌床が全然埋まらないことが判明😨 先に確認しておけと言われるとそれまでなのですが、全く気にしていなかったです💦 選択肢は2つ。①より深い鉢を用意する。しかし、余っている鉢はないので買いに行かなくてはいけない。。。。うーん、それは面倒ですし、深い鉢だと全体のサイズも大きくなるので、それも避けたい。。。ということでもう1つの選択肢をチョイスしました。②菌床を切断する。です。
のこぎりで菌床の下部5㎝ほどを切断しました!いいのかな。。。?

ノコギリで切断!

ここで、ふと疑問が。この切断した菌床からもきのこを収穫できるのでしょうか?
と、言うことで、スピンオフ企画として、この切断した菌床も育ててみました!これがまさかまさかの衝撃の結果で、、、別記事で紹介したいと思います!

気を取り直し、切断した大きい方の菌床を袋から取り出し、プランターに置いた後、菌床上面から1cmになるまで土を入れました。

まずは菌床の周りを土で埋めていき、、、
完全に埋めました!

最後に、プランター底面から茶色の水が出なくなるまで何度か水を注ぎ入れます。完了したら、室内に設置!

日々の管理

きのこの成長には昼夜の寒暖差が重要とのことです。そこで、昼はリビングに置き、夜は玄関の寒いところに置いておきました。
通常の栽培のようにビニール袋をかぶせて保湿することはせず、表面が乾き、土の色が少なってきたら、霧吹きで加湿します。

観察記録

10日目

菌床を赤玉土に埋めて10日目。この間なんの変化もなくちょっぴり不安な日々を過ごしていました。しかし、とうとうこの時が来ました!写真では白いツブツブに見えますが、小さいですがちゃんと傘のあるしめじの赤ちゃんが出てきました!

14日目

菌床を赤玉土に埋めて14日目。10日目の時点では爪楊枝の先端くらいでしたが、そこからぐんぐん成長し、しめじらしくなってきました!数も増え、しめじの林という感じです。

22日目

菌床を赤玉土に埋めて22日目。かなりもりもりしてきました!まさに森!傘も開ききる直前です。傘が縁の巻き込みが無くなり、開ききる前が収穫のタイミングとのことなので、ちょうど良いかと思います。

収穫は、説明書にはカッターかハサミで切り取る、と書いてあったのですが、土に埋まっているので切り取りづらかったため、手でもぎ取りました。

収穫自体は良かったのですが、ここでちょっとした問題が。使用した赤玉土も鹿沼土も小粒だったため、きのこの隙間に入り込み、掃除が大変でした💦ちゃんと参考書の通り大粒の赤玉土を使うべきでした😩

おまけ:実食!

妻がさっと、ポン酢バター炒めにしてくれました!食感がシャキシャキ?コリコリ?でとっても美味しかったです!買ってきて数日たったしめじのグニグニ、ムニュムニュした感じの対極にある食感です!伝わりますかね😅採りたてのしめじがこんなに美味しいなんて初めて知りました!

最後まで読んでもらい、ありがとうございます。
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