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#140 [宗教] イエスが死ぬ前夜にとった食事

第20週 第7日(日)宗教「最後の晩餐」

1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365を読破しようという企画。
この本の概要についてはこちらを一読ください。

今日は宗教「最後の晩餐」です。

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本の要約

最後の晩餐とは、イエスが死ぬ前夜に取った食事のことだ。

イエスは晩餐を12人の使徒たちとともにした。この内の一人が私を裏切ると告げた。使徒たちは口々に私ではないと言い始めた。最後に、すでにイエスをサンヘドリン(ユダヤ人の最高法院)に引き渡す約束をしていたイスカリオテのユダが同じことを言うと、イエスは彼に、いや、あなたのことだと告げた。

イエスは、食事をしている最中、弟子たちに向かって、このパンは私の身体であり、このワインは私の血であると告げた。そして、天の国が訪れるまで、自分がパンを食べたりワインを飲んだりすることは無いだろうと言い、使徒たちに私の記念として私と同じ様に祈りを捧げてからパンとワインを飲食するようにと命じた。これが聖餐式の起源。

イエスが最後の晩餐でワインを飲むのに使った杯は「聖杯」と呼ばれ、イエスが十字架にかけられたとき、アリマタヤのヨセフという人物が、滴り落ちるイエス後を受けるのにも使われた。

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全然楽しくない弟子との食事

イエス、晩餐中に場の空気壊しすぎ。

・食事中に裏切り者がいると宣言
・パンとワインは私の一部であるから今後は祈りを捧げてから食べるように指示
・ペトロには、「あなたはこれから三度、私のことを知らないというだろう」と予言

使徒も使徒だけど、イエスもイエスだよな。全然弟子とのコミュニケーションが取れていないように思える。信頼関係はなかったのかな。

それに、処刑されることがわかっていたキリストはなぜ逃げなかったのだろうか。運命は抗えないとでも思っていたのか。それともすべては仕組まれた死だったのだろうか。

弟子と師匠の関係性

最後の晩餐だけでは、イエスと弟子の関係性は測りかねる部分が多い。
弟子が著作したと言われる3つ福音書はどのように描かれているのか、きになる。

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