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#63 [宗教] ミケランジェロの作品としても有名な人物

第9週 第7日(日)宗教「ダビデ王」

1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365を読破しようという企画。
この本の概要についてはこちらを一読ください。

今日は宗教「ダビデ王」です。

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本の要約

ダビデ王は、初代サウル王の跡を継いだ、最も偉大なイスラエル第二代の王。

■ダビデとゴリアトの物語
聖書(旧約聖書)のサムエル記で語られている物語。
ゴリアトはペリシテ人の大男で、一説によると身長が3メートル近くあったという。ゴリアトはイスラエル軍に、私と戦って勝てるものがいたら出てこいと言って戦いを挑んだ。40日間毎日行ったが、挑戦するものはひとりもいなかった。そこで当時10代で、従軍していた兄たちに食料を届けに戦場に来ていただけのダビデが名乗り出た。

サウル王は、ダビデの度胸を気に入り、武器と鎧を授けようといったが、ダビデはこれを断った。彼は、石投げ紐と石数個だけを持って、ゴリアトに向かっていった。ゴリアトに襲われないうちにダビデが石投げ紐で石を飛ばすと、石はゴリアトの額にあたってゴリアトをした。ダビデはゴリアトの剣を掴むと首を切り落とし、見事な逆転勝ちを収めた。

このときからダビデの人気はイスラエル中で高まった。サウル王は、彼を脅威だと感じて殺そうとしたが、サウルの息子のヨナタンが味方になり助けてくれた。やがてダビデは、サウル王を継ぐ第二代イスラエル王に選ばれた。

彼の治世は前1000年ごろから約40年続いた。
ダビデは南北に分断されていたイスラエル諸部族を統一し、首都をエルサレムに移した。在位中にダビデはバト・シェバという名の既婚女性を妊娠させ、この過ちを隠蔽するため、軍人だった夫を最前線に送って戦死させた。これに対して神は預言者ナタンを遣わして、ダビデに自分の犯した罪を自覚させた。

こうした欠点はあるものの、ユダヤ教では、神はダビデの子孫が未来永劫イスラエルを支配することを約束したと信じられている。

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ミケランジェロのダビデ像

ルネサンス期の最も有名な肖像「ダビデ像」の元となる人物がこの第二代イスラエルの王ダビデというわけか。
聖書っていうのは登場人物を絵で表現されてたりするのだろうか。ミケランジェロはそれを基にダビデ像を制作したのだろうか。それともを想像で制作したのだろうか。それによってダビデの世間の印象って変わってきそう。
そしてまさに本書「ルネサンス期」でちょうど紹介した人物。
間違っちゃ行けないのは、あくまで聖書にでてくる人物で、本当に存在したかどうかは不明な点である。本当の地名が出てくる分混在してしまいがちだがちゃんと理解しておこう。

サムエル記

本書初期で学んだ、旧約聖書の冒頭5章を「モーセ五書」といって、その中にはサムエル記は含まれていなかった。

このモーセ五書とはイスラム教、キリスト教、ユダヤ教の3つの宗教の基礎部分を担っていて共通部分でもある。

それ以降に関してはどうなんだろうと持っていたが、このサムエル記は3宗教どれにも登場する話なのだろうか。

キリスト教の旧約聖書はモーセ五書とユダヤ教の文書を加えたものらしいから、キリスト教と、ユダヤ教は同じなのかもね。

どのへんが最も偉大なのかよくわからん。。。

最も偉大と言う割には、ゴリアトを倒して、イスラエルを統一したぐらいのことしかやってなさそう。ばらばらだった国を統一することはすごいことではあるけれどそれよりもすごい人を何人も見てきた後だとダビデ王の功績が霞んで見えるんだよなぁ。




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