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#130 [科学] 生物はみな時間とともに進化する

第19週 第4日(木)科学「チャールズ・ダーウィンと自然選択」

1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365を読破しようという企画。
この本の概要についてはこちらを一読ください。

今日は科学「チャールズ・ダーウィンと自然選択」です。

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本の要約

■チャールズ・ダーウィン(1809~1882)
1842年、「種の起源」の執筆を始めた。
イングランドのシュロップシャー州に住む裕福な紳士階級の家に生まれた。父は財産のある医師で、母は著名な陶芸家ジョサイア・ウェッジウッドの娘だった。生まれつき神経質だったダーウィンは、父の跡をついで医師になることはできなかった。それでも父は、息子には何らかの知的職業についてほしいと考え、聖職者にさせようとした。
ダーウィンは、自然観察や解剖学、地質学、植物学に熱中したが、宗教にはそれほど関心がなかった。

22歳の時、イギリスのビーグル号に船長の同行者として乗船することになった。それから5年間、ダーウィンは南太平洋の島々、南アメリカ、オーストリアの各地を回った。このときガラパゴス諸島の珍しい生物など、各地で動植物を観察した結果が、のちの進化論の基盤となった。

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適者生存

ダーウィンは、地球上に住むすべての生物の特徴は、環境に適応していくために進化すると結論づけた。

例えば、くちばしが細長い鳥は、細長い花の蜜を吸っている。これは偶然ではないとダーウィンは考えた。最も細長いくちばしを持った鳥が、生き残る確立が最も高く、ゆえに、その身体的特徴を次の世代に伝える可能性も最も高くなるはずだ。こうして、鳥はその花に適合するよう時間をかけて進化していく。適合できなかった鳥は絶滅していくだろう。

子孫繁栄という意味では、人間は大成功を納めている。
どんな環境にも耐えられるように知恵を絞って生き延びてきた。

ただ、身体的特徴という意味で人間というのは進化してきたのだろうか。
紀元前1000年ころ~現在にいたるまで、いろんな歴史を本書で振り返ってきた。でも、身体的な特徴に異なる部分はあっただろうか。自分たちが理解できる範囲で歴史が刻まれているあたり、何かが退化したとか、何かが進化したとかそういったものはなさそうに見える。

地球上に住むすべて生物が進化しているというのなら、
いったいわたしたちは何を祖先から受け継いで進化しているのだろう。

目に見える進化が無いのは少し残念。
突然羽が生えたりしないかな。

▲新関さんの記事がとてもおもしろかったので載せておく。


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